もふもふの毛にいつも牧草をつけている羊の「ひまりちゃん」がツイッターで話題です。つぶらな瞳で微笑んでいるようなかわいいお顔は一度見ると忘れられないと、ファンになってしまう人が続出しています。
ひまりちゃんがいるのは、兵庫県の淡路島にある動物園「淡路ファームパーク イングランドの丘」(兵庫県南あわじ市)。その公式ツイッターアカウント(@englandhill_zoo)が、ひまりちゃんの写真をツイートするとすぐに1万を超える “いいね”がつきます。たとえば2021年12月26日には、ひまりちゃんがこちらを向いている写真が1枚だけ投稿されましたが、「かわいい!」と13.5万を超える“いいね”がつきました。
写真には「私の推しで癒しのひまちゃん」「ひまりちゃん♥今日も素敵」「珍しく草が付いてない⁉︎っと思いズームしたら…やっぱり付いてたら(^皿^)可愛なぁ〜」「なにを買って欲しいのや?(o´艸`)」「ひまりを見てるとほっこりするよ ありがとうね 会えたらきっとこれだわ(号泣)」「ひまりちゃん 影すらもかわいい」などと、メロメロのコメントがならんでいます。
ひまりちゃんは、2021年3月12日に生まれたマイペースな女の子。双子の「ひなたくん」という弟がいます。同園にはたくさんの羊がいますが、名前が書かれていなくてもひと目でひまりちゃんだとわかります。その愛らしいお顔について同園の担当者は「双子で生まれたのですが、ひまりだけが一般的な羊の赤ちゃんより体が一回り小さく生まれてきました。その後は人工飼育下で育っていますが成長の速度もゆっくりめなせいか、いつまでも幼い顔立ちをしています」と話します。
生まれてすぐのひまりちゃんは、自力で首を上げることができないくらい体力がなく、母乳を飲みに行くこともできませんでした。そのため飼育員さんが手で顔を持ち上げてミルクを飲ませ、愛情いっぱいに育てたそう。生後半月くらいには、元気に走り回るひまりちゃんの動画を「嬉しくて泣ける」とツイートしています。そんなひまりちゃんは、育ててくれた飼育員さんが大好き。いつもそばについて歩いて飼育員さんを見上げています。
ひまりちゃんの人気のきっかけは、2021年4月27日に投稿されたモネフィラ畑で撮影された写真だったと振り返る担当者さん。まだ子羊のひまりちゃんが、ブルーのお花畑の前に立つ写真は2.2万の“いいね”がつきました。
顔に草がついているのが、ひまりちゃんのトレードマークのようになっています。ひまりちゃんは草を取ってもらうのが好きではない上に、乾草庫に置いてある草を飼育員さんに隠れて散らかすので、お顔にはいつもたくさん草がついているそう。もちろん飼育員さんには、ひまりちゃんが乾燥草を散らかしていることはバレています。ですが、いっぱい草をつけてドヤ顔で見つめるひまりちゃんがあまりにもキュートなので、飼育員さんも知らないふり(笑)。ツイッターには、そんなひまりちゃんに会いに行った人の動画や写真のほか、ひまりちゃんを描いたファンアートがたくさん投稿されています。
■淡路ファームパーク・イングランドの丘 https://www.england-hill.com/
■淡路ファームパーク・イングランドの丘(Instagram) https://www.instagram.com/awaji_englandhill_zoo/
■淡路ファームパーク・イングランドの丘(YouTube) https://www.youtube.com/channel/UC_FzT0KeaeWn-W5g8AFcHnA