真っ白な羊の赤ちゃんに癒される♡ 「なんて可愛いんでしょう」「ぬいぐるみみたい」と連日話題に

太田 浩子 太田 浩子

 真っ白でモコモコの羊の赤ちゃんが、お母さん羊に寄り添ったり、ぴょんぴょん飛び跳ねたりする様子が、連日ツイッターに投稿されて話題になっています。投稿した動物園に話を聞きました。

「ぬいぐるみみたい」

 羊の赤ちゃんが生まれた場所は、兵庫県の淡路島にある動物園「淡路ファームパーク  イングランドの丘」(兵庫県南あわじ市)です。その公式ツイッターアカウント(@englandhill_zoo)が、1月5日に羊の赤ちゃんについて最初のツイートをしました。

「昨年当園に仲間入りしたひつじの“パンコ”が昨日の夜に男の子を出産しました。
パンコも赤ちゃんも元気です!
これからの成長をお楽しみに♪」

 添付された4枚の画像には、お母さんのパンコちゃんに寄り添う赤ちゃんが写っています。クリッとした瞳のモコモコの赤ちゃんは真っ白で、まるで微笑んでいるようです。

「ひつじの赤ちゃんて こーんなにCuteなんですね ぬいぐるみみたい」
「愛らしい…」
「天使」
「ハイジのゆきちゃんそっくりですね パンコママお疲れ様でした。これから子育て頑張ってね♬」
「毎日癒されてます かわいい〜 コレを思い出しましたw  ラムジーちゃん♫」
「なんでしょう...この優しい世界は。絵本の中かと思いました。本当に可愛い スクスク元気に育ってね。」
「笑ってるー!」
「うわー!!羊舎で暮らしたいわ」

ツイートに、コメントが寄せられて10.5万もの“いいね”がつきました。

 この日から、同園は連日パンコちゃんの赤ちゃんの写真や動画をツイッターに投稿。どれも1万から10万程度のいいねがつくほど人気になっています。そして、1月16日にはツイッターの投票で赤ちゃんの名前は「こむぎ」くんに決まりました。

羊の赤ちゃんについて、同園に聞きました

──パンコちゃんの赤ちゃんが特別かわいい気がするのですが、特徴があるのかしら?

 これまで生まれてきた羊たちと比べると、目がぱっちりと大きく整った顔立ちをしています。また、生まれた時にお母さんのパンコちゃんが丁寧に舐めてくれたからか、初日から真っ白な毛をしていました。

──なるほど、真っ白だから余計にぬいぐるみみたいに感じるのかもしれませんね。写真を見ると、いつも笑っているみたいです。

 パンコちゃんの赤ちゃんは、大人の羊と比べると比較的口角が上がっていて、笑っているような顔に見えるかもしれません。

──「かわいい!」と皆さんメロメロです。羊の赤ちゃんは生まれたときには、すでにもふもふなのですか?

 大人の羊と比べると細く短い柔らかい毛に覆われて生まれてきます。赤ちゃんの間は大人に比べると体温調整機能が弱いので保温をしています。

──羊の出産はどのように?

 当園では比較的、夕方から明け方にかけての出産が多いです。最近はペット用カメラで産室の様子を遠隔地からでも確認できるようにしているので、緊急時にはスタッフが駆けつけられるようになっています。

──安心ですね。イングランドの丘では、年間に何匹くらい羊が生まれるのですか?

 年によって違いますが、近年ではだいたい2~5頭誕生しています。生後3か月くらいの離乳の時期までは母親と過ごしますが、その後は群れの中で暮らします。

 ◇ ◇

 同園には広大な放牧場「ひつじのくに」があります。親子は、現在は暖かいバックヤードで過ごしていますが、公開されたら広い敷地を遊び回るこむぎくんに会えますね。

■淡路ファームパーク・イングランドの丘 https://www.england-hill.com/

■淡路ファームパーク・イングランドの丘(Instagram) https://www.instagram.com/awaji_englandhill_zoo/

■淡路ファームパーク・イングランドの丘(YouTube) https://www.youtube.com/channel/UC_FzT0KeaeWn-W5g8AFcHnA

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