令和のパパは、毎晩おうちご飯が主流…。平日の夜ご飯について、「パパは家族と一緒に食べているか」を聞いたところ、半数以上が「ほぼ毎日食べている」と回答しました。休日も4人に3人が「家族と過ごす」としており、調査したメディアは「ゴルフや接待が当然だった『昭和のお父さん』に育てられたはずの『令和パパ』たちですが、家族との時間を大事にしている姿が浮かび上がってきます」と述べています。
C Channel株式会社が運営するママ向け動画メディア「mamatas(ママタス)」が2021年11月に行った調査です。同メディアでは「ママの本音・希望・おかれている現状」について定期的に調べており、今回はInstagramのフォロワーにアンケートを行ったといいます。
「パパは平日の夜ご飯、家族で一緒に食べているか」を聞くと、52.9%が「ほぼ毎日」と回答。一方で、平日はまったく一緒にご飯を食べられないパパも24.3%いました。また、休日の過ごし方を聞くと、76.0%が「家族と一緒に過ごす」としています。
また、パパの「子育てへの協力度」についてママに点数を聞いたところ、「70~100点」が66.6%に。その一方で「家事への協力度」の点数を聞くと「70~100点」と採点したママは44.0%となりました。子育てに比べて家事への協力度は厳し目の採点となっているようです。
なお、実際にパパが担当している家事について聞くと、「食器洗い&片付け」59.6%、「洗濯機を回す」44.7%、「お風呂掃除」40.4%と、水回りで頑張っている様子がうかがえました。また、「パパは育児休暇を取りましたか」という設問では、「育休を取った」17.0%、「育休を取りたい」25.5%、「育休を取りたかったにもかかわらず実際には取れなかった」40.5%といった結果になりました。
ママからの採点が「子育て協力度」は高評価の一方、「家事協力度」はやや辛めの評価だったことなどについて、同メディアは「いくら家族との時間が増えたといっても、家事や育児はママ中心で、『ゴミ出しの8割はパパが担当しても、ゴミ出し前のまとめまでやるのは4割程度』『洗濯機を回すパパが44.7%いても、洗濯物を畳むのは3割弱』と、家事全体を担うまでには至っていないことが要因だと思われます」と説明。「いくら平日仕事から早く帰ってこようと、週末のゴルフがなくなろうと、育休を取りたくても取れなかったパパが4割いるように、働き方改革が令和家族のマインド改革に追いついていないことが根底にありそうです」と解説しています。
※有効回答数は「平日の夜ご飯について」12624件、「休みの日の過ごし方について」11223件、「子育てへの協力度」11513件、「家事への協力度」2050件、「パパが担当している家事について」52件、「パパの育児休暇について」52件