キンタロー。絶賛 関西初登場のポケモン企画展 光と音の最先端テクノロジーを満喫 

藤原 玉美 藤原 玉美

 今年で発売から25周年を迎えるゲームソフト「ポケットモンスター」。そのキャラクターたちと遊べる体験型企画展「POKÉMON COLORS」が現在、大丸梅田店(大阪市北区)で開催中だ。全国を巡回するイベントで大阪では初開催。10月20日まで開催される。最先端のテクノロジーを駆使した光と音を浴びてきた。

 ポケモンは1996年に誕生したゲームソフト「ポケットモンスター赤・緑」から始まった。ポケモンたちを捕まえるコレクション性や友だち同士で通信交換や通信対戦をするコミュニケーション性といったそれまでになかった点により、大ヒット。現在ポケモンは800種以上にもなり、カードゲームやキャラクター商品化、アニメに映画とメディアミックス展開もされ、今なお世界的な人気を誇る。

 今回の「POKÉMON COLORS」は、4つのアクティビティと1つのインスタレーションをポケモンと楽しめる体験型企画で、1フロアにぎゅっと楽しみが詰まった形となっている。

  「COLORS」という名にあるように様々なポケモンの色が混ざり合う様を表現しているだけでなく、本展用にオリジナルの物語と音楽が作られているのが特徴。色と音が織りなすポケモンの世界を楽しむことができる。

 まず会場に入ると出合うのが「COLORS CIRCLE―カラーズサークル―」というインスタレーション。15分ごとに行われる中央の大きな球体と12個のモニターによる光と音のショーを楽しんだらモニターにぜひタッチを。それぞれ異なるポケモンが浮かび上がり、指でなでたり左右に動かしたりすると、それに合わせて動いてくれる様子がなんとも愛らしく楽しい。

 このインスタレーションを囲むように並ぶ4つのアトラクションには、まず「COLORS ROAD―カラーズロードー」から行ってみた。これは、ずらりと並ぶ自転車にまたがり、こいでいくと体験画面内の道路が動き、進んでいく道中、すれ違うポケモンたちにハンドルに設置されたボタンをタイミングよく押してヒットさせるというもの。楽しい音楽に合わせてリズムよく当てていくと画面がカラフルに色づいていき、ヒットする音も重なって自転車をこぐのが楽しくなってくる。

 「COLORS LAKE―カラーズレイク―」は釣り好きの大人も楽しめるアクティビティ。専用のリールを画面に現れる湖に振り下ろして待っていると、ポケモンがヒットしたのが振動で伝わってくる。その瞬間を逃さずリールを巻いてうまくポケモンをつり上げられたら成功だ。

 子ども用と思いきや意外と腕の筋肉も使うのが「COLORS CITY―カラーズシティ―」。ポケモンが隠れている場所が光るので、そこに向かってボールを投げるとポケモンが飛び出してくる。どんどん現れるポケモンたちで街は大賑わいになってカラフルに色づいていくのが楽しい。2画面あり、最後にはそれぞれ違うポケモンが現れるのでお楽しみに。

 画面の前に大きなバルーンが並ぶのは「COLORS ROREST―カラーズフォレスト―」。木を模したバルーンを揺らすと画面の中に木の実が落ちて、さらにたくさん揺らしているとポケモンが落ちてくる。小刻みに揺らして木の実を多く落とすのがポイントだ。

 オープニングには、ものまねタレントのキンタロー。さんもかけつけ「なかなかコロナ禍で外出や遠出ができなかったりアクティビティができなかったりしていたので、久しぶりに体を動かせて、なおかつポケモンの世界観を体感できたのですごく楽しかったです。ポケモンを触れるコーナーでは動物園に来たような気分も味わえて、テレビで見ている二次元の世界が三次元で体験できてすごく新鮮でした」と大満足の様子だった。

 本展では「POKÉMON COLORS」オリジナルグッズがたくさん並ぶグッズフロアも13階にあり(本展は15階で開催)、アートワークを帰ってからも楽しめる。また、開催期間中は、1レシートで3,000円以上お買い上げの方1日先着300人にオリジナル缶ミラーをプレゼント。柄は毎日変わるので何がもらえるかはもらってのお楽しみだ。

◇ポケンモンカラーズ展
 期間: 9月30日(木)~10月20日(水)
 会場:大丸ミュージアム〈梅田〉大丸梅田店15階(15階:展覧会場、13階:物販会場)
 ▽公式サイト
https://dmdepart.jp/museum/umeda/pokemon_colors/

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