「夏休みの工作どうしよう」→カップヌードルが全国の小学生に救いの手 てくてく動く「ネコ型ロボット」の作り方を公開

渡辺 陽 渡辺 陽

夏休みも残すところわずか。それなのに、宿題の工作がまだできていない、と慌てている小学生もいるのではないでしょうか。そんな小学生たちに“救世主”が現れました。カップヌードルの容器やフタを使って簡単に動くロボットが作れちゃうのです。

カップヌードル公式(@cupnoodle_jp)はTwitter上に「フタの裏のネコで遊んでみました。夏休みの工作の宿題にどうぞ。」と動画をそえてツイート。そこには、カップヌードルの容器を利用した“ネコ型ロボット”がてくてくと動く姿が映し出されていました。そして、ありがたいことに作り方も紹介されていて、まさに夏休みの工作にもぴったりなのです。さっそくリプ欄には「どーやって動いてるの」、「楽しい!紙コップで作ってみる。ARIGATO!」、「これだからカップヌードルは食後も楽しいんだよな」、「てくてくカップヌードル、爆誕す」など、喜びの声が寄せられています。

作り方は「フチに2か所切り込みを入れる」→「乾電池に輪ゴムをつけてテープでとめる」→「切り込みに輪ゴムを掛けてテープでとめる」→「フタ裏の猫を半分に折ってテープでとめる」といたってシンプルです。「最後は乾電池をねじってテーブルに置けばてくてくします。夏休みの自由研究まだな方、ぜひ。」(カップヌードル公式)。

このネコ型ロボットについて、日清食品ホールディングスの担当者に話を聞きました。

--このカップヌードルのフタの裏は、猫の顔が描いてあるのですね。

「ダブルタブというふたが付いた商品なのですが、猫の顔の他に、チベットスナギツネが描いてあるものもあります。でも、チベットスナギツネに遭遇できる確率は6%。とてもレアなんです」

--ダブルタブのカップヌードルは、どこで買えるのですか。

「順次切り替え中でして、お店や在庫の具合によっても異なるようです。コンビニですと、入れ替わりが早いかもしれません」

ーーなぜ、こんな遊び心のあることをしてみようと思ったのですか。

「夏休みが終わりに近づき、『宿題をどうしよう…』と思っているお子様や親御様にむけて、カップヌードルを使い、わずか10分で簡単に作ることができる工作の情報をお届けしたいと考えたためです」

◇  ◇

カップヌードルが6月に「発売50年を機に、カップヌードルの底に付けていた『フタ止めシール』を廃止することにしました」と順次、新形状のフタ である"Wタブ"に切り替えていくと発表。そしてそのWタブの見た目こそが「猫耳だ~」と世間をアッと言わせました。猫耳という特徴を生かした工作は低学年のお子さんでも作れそうです。そしてフタの裏に「顔がない」カップヌードルしか手に入らなかったという方も、自分で好きな絵を描いて動くカップヌードルを作ってみるといいかもしれません。

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