札幌と東京、大阪、福岡で展開する「夜パフェ専門店」や「リゾット専門店」のオーナー・橋本 学 /リゾット屋/夜パフェ屋(@risotteria)さんの「『ショートケーキ缶』意匠登録出願中」というツイートに注目が集まっています。
ツイートに添えられたのは、オリジナル商品「ショートケーキ缶」の美しい写真。真っ白な生クリームとイチゴ、スポンジ生地が層になった断面は缶の表面にプリントされたものかと思いきや、実はこれ、リアルな中身。透明のプラスチック缶に詰め込まれたショートケーキにツイ民も大興奮。
リプ欄には感激を綴ったコメントが並びました。
「めっちゃきれい」
「スゴい。24時間ケーキ買えるようになるのか!!」
「アイデアが凄い」
「手に取りたい..!缶をぱきって開けたらケーキって体験をしたい..!」
「冷蔵庫に満タンストックしたい」
この「ショートケーキ缶」を購入できるのは、今年の6月、東京・渋谷にオープンした『Risotteria®︎GAKU』の店頭と、札幌『pâtisserie OKASHI GAKU』前に設置された自動販売機。生ケーキを缶詰にするだけでも驚きなのに、なんと自販機で買えるとはさらに仰天ですよね。
橋本さんのTwitterには、実際に購入する動画も公開されています。
さまざまなアイデアが詰まった「ショートケーキ缶」について、「夜パフェ」ブームの先駆者でもある橋本さんにお話を聞きました。
──「ショートケーキ缶」はいつ頃、どんなきっかけで誕生したのですか?
リゾット専門店と夜パフェ専門店に続いて、ずっとやりたかったパティスリー(※)をオープンしようと思った時に、「自販機のあるパティスリーって面白いんじゃないかな?」と思ったのがきっかけです。24時間いつでもおいしいスイーツが買えたら幸せですよね。(※2021年7月16日にオープンした『pâtisserie OKASHI GAKU』)
──たしかに、専門店のスイーツをいつでも買えるのは大きな魅力です! 「ショートケーキ缶」には何が入っているのですか?
スポンジ、北海道産生クリームとイチゴ、イチゴのコンフィチュール、アーモンドのキャラメリゼを使ったショートケーキです。容器はドリンク用の透明なプラスチック缶で、容量は330ml。
また、7月18日には新作の「メロンショートケーキ缶」も登場しました。こちらには北海道産のメロンを使っています。
──きれいな断面が特徴の「ショートケーキ缶」ですが、デコレーションにこだわった点は?
まず、断面が美しく仕上がること。そして、自販機でも扱いますので、多少の衝撃でも型崩れしないように気を配っています。間に空気が入らないようぱんぱんに詰めていくのがポイントですね。缶いっぱいに詰めてもふんわりとした食感をキープしているんですよ。
──「ショートケーキ缶」をきれいに食べる方法は?
ショートケーキ缶にはパフェ用の長いスプーンをお付けしていますので、底までしっかりお召し上がりいただけます。中身がみっちりと詰まっているため、缶を開ける時にはクリームが飛び散らないようにゆっくりと開けるようにしてください。
──どんな人たちに、どんなふうに食べて欲しいですか?
帰るのが遅くなった時でも、おうちで待っている人へのお土産や自分へのご褒美にしてもらえたらいいなと。
──同じ缶を使ったスイーツの「ふわ缶」は通信販売で購入できるそうですが、「ショートケーキ缶」も通信販売で購入できるようになりますか?
ショートケーキ缶は生のイチゴを使っているので、残念ながら通販でご購入いただくことはできません。
──それは残念。ちなみに、関西での販売予定は?
大阪の夜パフェ専門店『Parfaiteria PaL心斎橋』で8月から販売予定です。こちらは自販機ではなく、店頭でご購入いただく形になります。
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なお、ショートケーキ缶は生菓子なので、「持ち運ぶ際は保冷バッグなどのご用意をお願いします」とのこと。購入の際はお忘れなく。
■「ふわ缶」の通信販売はこちらから pâtisserie OKASHI GAKU