漢字の部首を擬人化したキャラクター「あめかちゃん」の開発で知られるベンチャー企業「コトバノミカタ」(兵庫県宝塚市)はこのたび、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「TEAM EXPO 2025」プログラムの共創チャレンジ部門に参加することを発表しました。
チャレンジ内容は、同社が武庫川女子大の学生たちと開発した漢字の部首をモチーフにしたキャラクター「かんむりひめのあめかちゃん」を世界に向けて発信し、国内外の子どもたちに漢字の講座やワークショップを開催するというもの。
同社の本下瑞穂さんは、「漢字の部首にはあめかんむりやきへんなど自然に関連するものが多くあり、漢字を通じて、SDGsが提唱する自然と共に生きる世界観を探究学習する姿勢を育み、万博を世界にアピールしたい」と意気込みを語りました。
「TEAM EXPO 2025」プログラムの共創チャレンジとは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現のため、自らが主体となって未来に向け行動を起こそうとしているチーム活動のこと。同プログラムでは「チームの皆様が『ワクワク』しながら進めているものについてご登録ください。そして、皆様が達成したいことを世の中に『宣言』してください」としています。分野不問。
漢字キャラクターあめかちゃんシリーズは、ブシュニアの国を舞台に、主人公は雨冠のあめかちゃんや草冠のくさかちゃん、ウ冠のうーかちゃんなど、漢字の部首にちなんだ妖精たちが登場します。アニメ動画を公開するほか、ユーチューブチャンネル「漢字キャラクターあめかちゃん公式チャンネル」も開設。6月には初の絵本「あめかちゃんとまほうのかんむり」も発売しました。