フライドポテト、唐揚げ、春巻きを揚げたてに戻してくれる家電誕生!その名も「揚げ直し名人」

山本 智行 山本 智行

 これはいい。ユニークな家電や雑貨で知られる電機メーカー「ライソン」(東大阪市)から15日に発売された「揚げ直し名人」(7700円税込み)が注目されている。熱風で揚げ物を簡単、便利に調理し、油を使わないのが売り。コロナ禍による”巣ごもり”が続く中、冷えた揚げ物をよりおいしくいただくため、考案されたものだ。

 家電の王道ではなく、どちらかといえば”隙間”を狙ったユニークで、お手ごろ価格の商品を展開している東大阪の「ライソン」がまたもニッチな新商品を発売した。それが「揚げ直し名人」だ。お惣菜やファストフード、冷凍食品の揚げもの料理を、おうちで簡単に、しかもまるで揚げたてのようなサクサク感が味わえるとして、人気になっている。

 というのも一度冷めてしまった揚げ物を電子レンジでチンすると、油のせいで衣がべちゃっとしたり、なよなよっとなりがち。そんな経験、みなさんにもおありだろう。クッキングシートを使ってもうまくいかない。オーブンと使うと、温度にムラがあったり、焦げ目がついてしまった、なんてこともあるだろう。しかし、この揚げ直し名人を使うと、それらの問題点を解消してくれそうだ。ライソンの広報担当者が言う。

 「揚げ物を温める方法だけでもひとつのジャンルになるほど、様々なやり方がありますが、それぞれに一長一短ある。私もいろいろ試しましたが、なかなかうまく行きませんでした。でも、これを使えば、サクサク感が甦り、おいしくいただくことができる。さすがに揚げたてには、かないませんが、それいに近い感じ。コロナ禍でおうちで食事を取る回数が増え、揚げ物や冷凍食品をいただく機会も増えています。そんな中で、手軽に、おいしくいただくにはどうしたらいいか考えました」

 ノンオイルフライヤー「揚げ直し名人」の特徴は何といってもは最高200℃の熱風を高速で循環させていること。これにより、食材をムラなく瞬時に温めることができ、仕上がりも外はサクサク、中はジュージーになる。「お惣菜や冷凍食品の余分な油を落とすので健康的です。落ちた油は容器の底に溜まりるようになっています」と担当者。「余分な油が落ちるのでヘルシーに揚げ直してくれます」

 さらに、料理に合わせて温度と時間の調節が可能。しかも、使ったバスケットとラックは取り外して丸洗いOKというのもうれしい。シンプルな構造になっており、気になる油汚れもささっと、しっかり洗い流せるという。

 「ノンフライヤーなので健康に気を遣っていたり、ダイエットに取り組んでいる人にピッタリかも」

 商品のカラーはブラック。約W19.5×D23.5×H20.5cm、質量約1.8kg。

 ちなみに、社名『LITHON(ライソン)』とは「LIFE(生活)」と「MARATHON(マラソン)」をつなげた造語。「お客様の生活の中でより快適に長く使っていただける製品を開発し、お客様によりよい生活をつくることによって社会貢献を行い、お客様、社員、株主から愛される企業を目指します」としている。

ライソンホームページ https://www.lithon.co.jp

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