LiLiCoや鶴見辰吾も絶賛の映画『レディ・トゥ・レディ』…SNSでジワジワ話題、令和の『Shall we ダンス?』 

石井 隼人 石井 隼人
大塚千弘は約2ヶ月のダンス稽古で4キロも痩せたという。
大塚千弘は約2ヶ月のダンス稽古で4キロも痩せたという。

「がっつり心揺さぶられた」「魂ふるえた」「絶対観た方がいいやつ」「上映回数を増やして」。東京都内ではたった1館、しかも1日1回のみの上映という厳しい状況ながらも、現在公開中の映画『レディ・トゥ・レディ』が口コミを中心にジワジワと話題になっている。

メジャー映画でもないし、若手人気俳優やスター俳優が出演しているわけでもない。しかし観客からは「観たらビックリ!あなどっていた」という驚嘆の声が製作陣に届いているという。一部では令和版『Shall we ダンス?』とも評される『レディ・トゥ・レディ』とは、一体どんな作品なのか?

テレビ番組の企画で競技ダンスに挑むことになった、売れない女優の一華(内田慈)。男性パートナーを探すも、なかなか見つからない。そんな折、中学の同窓会で友人の真子(大塚千弘)と久々の再会を果たす。2人はジュニア時代に競技ダンスのペアを組んでいた過去がある。しかし卒業と同時に男女ペアに切り替えなければならず、それ以来ダンスとは遠ざかっていた。一児の母で主婦として生活に追われる真子だったが、一華に押し切られる形で家族に内緒で競技ダンスを再び始めることに。

性格も置かれた環境も真逆の二人。ダンスレッスンはブランクも相まってまさにドタバタ状態。だがかつて好きだったダンスで再び心が通い合い、冴えなかった日々にも彩が生まれていく。そして迎えた大会当日。ところが出場は叶ったものの「女子同士ペアは前代未聞!男女ペアでなければ認めない!」と審査ではじき出されてしまう。二人のダンスは、性差、常識、慣例を乗り越えることができるのか?

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