人には言えなかった悩みや甘酸っぱい思い出がぎっしり…
思春期に鍵付きノートをつづった思い出を描いた漫画がSNS上で大きな注目を集めている。この漫画の作者はエンドレスバブさん。
近所の百円ショップで買った鍵付きノートに日記や当時流行っていた「NANA」(小学館)のラブシーンを模写していたらお母さんに見つかってしまった悲しい記憶…生々しいそのストーリーにSNSユーザー達からは「私も鍵付きノートにコソコソ隠れながら、大人なマンガを自作してましたね…あの頃を鮮明に思い出します。」「めちゃくちゃ懐かしいです…私はどんだけ秘密にしたかったのか鍵付きノートに同じく百均で売ってたブラックライト?が付いてる透明なペンで書いてました…」「懐かしいー‼️シール帳とかプリクラ帳作ったりとかもしてました。プリクラはカラーコピーして裏に両面テープ貼って量産してましたー」など数々の共感のコメントが寄せられている。
鍵付きノートの思い出についてエンドレスバブさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):鍵付きノートの日記はどれくらいの期間続いたのでしょうか?
エンドレスバブ:実は実家にまだ現物があるのですが…日記は数ヶ月で終わり、その後は親に見せづらいイラストの練習や好きな男の子をイメージしたキャラクターを描くために使っていました(笑)。
中将:どちらにしても人には見せたくない内容ですね(笑)。
エンドレスバブ:ほかには体の悩みについても書いてありました。「NANA」の模写は印象的だったので今でも覚えているのですが、他のことは曖昧なので「そんなこと悩んでたの!?」と驚きました(笑)。
高学年になり、仲良しグループのお友達が次々と初潮を迎えていく中、自分だけ来ないことがとても不安だったようです。書くことで不安を和らげていたのかもしれません。
中将:思春期ってほんと複雑なお年頃ですもんね…。だから鍵付きノートみたいに自分の秘密を保てるツールが必要になるんだと思います。漫画に対し共感のコメントが多数寄せられていますが、反響へのご感想をお聞かせください。
エンドレスバブ:皆さんに笑って欲しくて、思い切って恥ずかしい思い出を漫画に描いてみたのですが、意外と同じような経験をしていた方やもっと過激な経験をしていた方からたくさんのコメントを頂いたので、思わず笑ってしまいました。まさかあるあるだったとは!(笑)。思春期って面白いですね。
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エンドレスバブさんは現在、週1ペースで思い出をテーマにした漫画をTwitter上で公開している。漫画を読んで何かを思い出したという方は、ぜひコメントや応援のメッセージを寄せていただきたい。