忙しいワーママにおすすめ! 「ワーキングマザーの手帳」活用術、整理収納アドバイザーに聞いた

桑田 萌 桑田 萌

 子育てをし、家事をこなし、外ではバリバリと仕事をする……そんな「ワーキングマザー」は、とにかく忙しい。次々と追いかけてくるタスクをこなしていると、気づけば1日が終わってしまう。

  そんなせわしない日々を、手帳でスッキリさせるのはどうだろう。ただ予定を管理するだけでなく、部屋と同じように頭の中を「整理収納」すれば、なりたい自分や家族を実現できる……そんな夢のような手帳がある。整理収納アドバイザーの赤工友里さんが開発した「ワーキングマザーの手帳」だ。赤工さんに、手帳の活用術を聞いた。

①「予定の管理」ではなく、「思考の整理」

赤工さん曰く、「忙しい……」と頭の中で唱えているときほど、実は不要な作業も抱え込んでいることもあるそう。するべきことを頭の中で整理すれば、「忙しい」という感覚を一気に減らすことができるという。
「カテゴリごとに、するべきこと・具体的な行動を書き出してみましょう。すると、思考を整理することができ、本当に大切なことが見えてきます」 

②「なりたい自分になる」ために手帳を使う
「本当にするべきこと」を見つける上でのポイントは、「理想の自分はどんなものなのか」という軸を持つこと。
「どんな家族になりたいのか。どんな仕事をしたいのか。どんな人でいたいのか。いくらお金を貯めたいのか。自分のなりたい姿を整理すれば、するべきことは自然と見えてきます」

③「日々のToDoリスト」だけでなく、夢を叶えるための行動をメモ!
理想の自分を実現するには、「叶えるための行動」を明確にすることが重要だと赤工さん。「例えば健康・美容面で『規則正しい生活を送りたい』と思うなら、どんな生活がいいのか。思いついたら『叶えるアクション』に具体的な行動に落とし込んでいきます」
行動だけでなく、「いつやるのか」も決めておくのが肝。それを決めた上で、目の前の「ToDo」も書き出してみよう。

④自分だけでなく、家族のスケジュールと年表も。
「ワーキングマザーの手帳」には、自分だけでなく家族のスケジュールも書き込み可能。また20年分の年表も記すことができるので、子どもの受験などのライフイベントを可視化できる。
「この歳までにはこれくらいお金を貯めたい、この歳は余裕があるから旅行に行きたい、などと具体的に計画できます。書き出すだけで、わくわくしますよ」

 この「ワーキングマザーの手帳」は、赤工さん自身の経験に基づいて作られたもの。2人の子どもを育てながら仕事をする中で、「忙しいと家の中も散らかってしまい、自分のしたいこともままならず、イライラして家族にも影響を与えてしまうことがあった」と赤工さん。
 あるとき、赤工さんは整理収納の勉強を開始。「家の中が片付くことで、物の場所が明確になり、家族が積極的に家事を手伝ってくれるようになった」と成果を実感したという。
「時間と心に余裕ができ、自然と笑顔が増えたんです。すると家庭内の雰囲気も変わり、楽しく過ごせるようになりました」

 赤工さんは「整理収納は、部屋だけでなく思考にも使える」と思いつき、アイデアを手帳に取り入れた。子どもや家族だけでなく、「理想の自分」を軸にする。こうして、忙しい日々の中でするべきことを明確にしながら、理想を叶えられる商品が生まれた。
「“いつか”旅行に行きたい。 “お金が貯まれば”こんなことがしたい。ふんわりと思い描くだけでは、実現できません。そのためにはいつするのか、どんな行動をとるのか、とにかく決めること。未来に楽しみなことを先取りしておくと、毎日幸せに過ごせますよ」

 部屋の整理収納に関する商品開発のほか、収納コーディネーター、セミナー講師など幅広く活躍している赤工さん。
「世の中に笑顔のお母さんを増やしたいと思っています。整理収納を通して、毎日わくわくして過ごすことができる。そんなサポートをしていきたいです」

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価格:2,750円 カラー:全6色(初回限定3色含む)

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