衝撃的な見た目がSNSで話題の「オムッコリー」って?…実際に食べてみました

太田 浩子 太田 浩子

 JR大阪駅構内にあるカフェの店頭にある食品サンプルが、SNSで話題になりました。デミグラスソースのかかったおいしそうなオムライスと思いきや、卵の下はライスではなく、ブロッコリーだけがギュウギュウに入っていてびっくり。その名も「オムッコリー」。

 ツイッターでは、「ネーミングセンスいいですね」「オムッコリー頭から離れんけど」「低糖質メニューということですね」「オムッコリー食べてみたい」「スゲー、大阪にこんなのあるんや」と、みなさん見た目と名前に衝撃を受けた様子。

 「オムッコリー」の誕生は2016年の年末で、「3年以上たってから、また話題にしていただいて驚いております」と「エスタシオンカフェ グラン」の担当者さん。糖質制限ダイエットが注目されていた時期に、大阪駅構内で低糖質メニューが食べられる場所がなかったことから生まれたといいます。同店ではオムッコリーのほかにも、和風しょうゆとカルボナーラのパスタをブロッコリーに変更したメニューがスタンバイしています。

 実際に筆者もオムッコリーをいただいてみることに。とろとろの卵をくずすと、今までに食べたことのない量のブロッコリーが顔を出して笑えます。ブロッコリーはコリッとした食感が残った絶妙のゆで加減。デミグラスソースと塩で味つけされているため、ブロッコリーだけで食べても、卵やデミグラスソースと絡めてもおいしくて飽きずに食べられます。

 ブロッコリーの量は約160グラムとご飯1杯分くらいのボリュームがあり、なかなかの満足感があります。「30代くらいの糖質を気にされている女性がオーダーされることが多いです」とのこと。お店で糖質の数値比較などはされていないそうですが、一般的に白米150グラムで糖質約55グラムに対して、ブロッコリー150グラムでは糖質約1.2グラムなのでその差は歴然。ブロッコリーは、ビタミンが豊富なだけでなく、野菜のなかでは格段に糖質が低く、タンパク質が豊富なため、筋トレやダイエットに効果的とされています。

 糖質制限ダイエットをされている方はもちろん、たまにはお米を抜いてみようという方や、話題作りにいかがでしょうか。価格は830円(税別)です。

 同店では、現在コロナ感染防止対策として、スタッフはマスクを着用し、レジカウンターにクリアパーテーションを設置、ソーシャルディスタンスを考慮した座席数で、入口扉の常時開放、手指の消毒の徹底をおこない、営業を再開しています。営業時間は朝8時から夜8時まで。

エスタシオンカフェ グラン https://osakastationcity.com/restaurant/259/

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース