コンプレックスは「キレイ」のきっかけ メイクは“欠点”を個性&魅力に変えるマジック

アケミS.ミラー アケミS.ミラー

 あなたは自分の顔に満足していますか?

 朝、顔を洗うとき、あるいは夜、化粧を落とすとき、トイレの手洗いときなど、鏡に映し出されるあなたの顔…。嫌いではないけれど、大好きでもなく、まぁまぁ好きで愛着はある、なんて人が多いのではないでしょうか。

 たとえば目が細い、鼻が低い、あごが長い……などあまり好きじゃない部分がありながらも、自分自身はこういうものだ、生まれもったものだから整形以外は変える方法がない、とあきらめている人もいるでしょう。

 とりわけ日本人はそう考えがちです。そして、何とかコンプレックスを隠そうとしますが、それが本人の個性をつぶしてしまいます。

 それって本当にコンプレックスなの?コンプレックスとは自分が他人より劣っているという意識で、他人と比較した結果の評価。あらためてじっくりと、自分の顔を鏡で見てください。実はコンプレックスだと思っているパーツは、あなたの個性で、日々よく気にしている部分です。そのパーツの特徴を知り尽くしているからこそ、活かす方法を知るべきです。

 そう、多くの人が気にしているコンプレックスはきれいになるきっかけ、可能性の扉なのです。あなただけが持っている美しさという優越感に届くきっかけです。

 「アケミさんにはコンプレックスがないの?」って聞かれることがあります。私自身も子どものころ、あごの長いことを気にしていました。けれども、自分の顔をよりシャープに見せる最大の武器になると気づいたときに、意識は一変しました。シャドウの入れ方次第で、強烈なインパクトを人に与えられる、と。

 ニューヨークの女性たちは、そこかしこに自分のセクシーさを見つけ出します。この地に25年間住み、コンプレックスと思われた箇所が、スポットライトのパーツだと気づかされました。

 「どう?私きれいでしょ」と胸を張って言える自分に、ぜひ日本女性にも気づいてほしいと思います。

 コンプレックスは個性であり、実は何よりもの魅力だということをしっかり認識してください。今日から、あなたの考え方を変えてみてください。コンプレックスはあなたの個性で、魅力のもとです。コンプレックスに悩むのではなく、コンプレックスをいかに自分らしく活かすかを考えましょう。

 そして、自分の個性を引き出し、大いに楽しみましょう。そうすれば、メイクの時間がもっと楽しくなるはずです。

 コンプレックスを魅力に変えるマジックを実践するマジシャンはあなた自身です。がんばって!

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