まさかの肋骨骨折で気づいたこと…声かけは「大丈夫?」より「何かお手伝いしましょうか」がうれしい!

ハイヒール・リンゴのつぶやき

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 私事で恐縮ですが…、実は、先日肋骨を3本折ってしまいまして。というのも、エレベーターによく敷いてある泥落とし用マット、あれに足がひっかかり、態勢を立て直そうとしたらロングコートの裾を内側から踏み込んで、倒れてしまいました。激痛で寝返りもうまく打てず、病院でCTを撮ってもらったら、キレイに折れていました。実は肋骨って折れやすいんだそう。

 診断は全治2か月。最初に頭に浮かんだのは4月に走る予定の聖火ランナーのことでしたが、お医者さん曰く「1カ月もすれば痛みに慣れて、骨もうっすらとくっつく」。確かに最近はかなり動けるようになりました。これも、親に丈夫に産んでもらったおかげと感謝しています。余談ですが骨を強くするには、やはり日光にあたるのが良いけれど日焼けが気になるのも又、事実。そんな時は、手の平を日光に当てると良いそうです。手のひらって日焼けしにくいんだそう。肋骨の骨折は、処置もコルセットで固定して自然治癒を待つだけですが、悪化するから振動を与えないよう、くしゃみやせきをするときも腕を突っ張って。芸人なのに笑うと痛みが響くのでなるべく笑わないように(苦笑)。

 けがをして実感したのは、日本にはわずか5センチほどのちょっとした段差が多いこと。車いすの方がよく引っかかって苦労するとおっしゃいますが、マットのように後付けのものも含めると注意するにこした事はないですよね。年を重ねると歩く時に自分が思うほど足が上がっていないということもあるのでしょうが、フラットな面を接する方が大変な場所も。

 今は人に当たられるのが恐いので、極力人混みは避けてしまいます。昔、腕を骨折したときは三角巾で吊って一目で骨折していると分かるようアピールしましたが、今回は洋服内のコルセットなので外からは見えない。ただ、大阪人は何気にぶつかるんですよね。東京の人は渋谷のスクランブル交差点でもキレイによけて歩いていくのに。ある調査によると、人との距離感が中国は20センチ、大阪は40センチ、東京は60センチだったとか。確かに中国人観光客の列って本当に前後の人が近い。国民性だから良いも悪いもないんですが、新型コロナウイルスの感染の様子を見ているとこの距離感も問題なのかと。

 さらに「声かけ」の仕方でも発見が。「大丈夫ですか?」と聞いてくれる優しい人もたくさんおられますが、そういわれると痛くてもついつい、「大丈夫です!」と言ってしまう。でも「何かお手伝いしましょうか?」と聞かれると「あ、じゃあ○○をお願いできますか」とか言いやすい。英語の「May I help you?」はすごく良くできた言葉だなあ、と改めて思いました。オリンピック・パラリンピックも近いですし、そんな声かけを、外国から来た方に自然に出来るようになりたいものです。

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