この冬話題!世界一ニンニクをおいしく食べられる「シュクメルリ鍋」…でも、口臭対策どうすればいい!?

山本 明 山本 明

この冬、ジョージア料理の「シュクメルリ鍋」が人気です。昨年末、牛丼チェーン店の「松屋」が売り出したところ、一気にブームになりました。ただニンニクとチーズと鶏もも肉を煮込んだ「世界一ニンニクをおいしく食べるための料理」ともいわれるだけあって、食べたあとの口臭は気になるところ。SNSには「明日…仕事だけど口臭大丈夫かな」「今なら口臭でドラキュラ倒せる」などなど困惑の声が上がっています。はてさて、対策はどうすればいいのでしょうか。専門家によると「食べるときは計画的に」ということですが…。

ジョージアはロシアとトルコに隣接する、南コーカサス三国の一つ。日本人にはあまりなじみがないかもしれませんが、世界最古のワインの生産地であり、山上に浮かぶかのような神秘的なグルジア正教会の「ツミンダ・サメバ大聖堂」などが有名です。

昨年末、松屋が手がける新シリーズ「松屋世界紀行」第一弾の期間限定メニューとして、同国でよく食べられているという「シュクメルリ鍋」を昨年12月に一部店舗で販売。その際に同国大使館の方たちがおいしそうに食べる様子がツイッターで拡散されるなど大きな反響を呼び、今年の1月14日より全国販売が始まりました。寒い日には体の芯から温めてくれる、ごはんの進む濃厚スープに仕上がっているそうですが…いかんせん、ニンニクが、困ります。ただ、このニンニクがおいしいからシュクメルリ鍋なので仕方がないのですが…。松屋フーズの担当者さん、どうしてこんなメニューを?

   ◇   ◇

―おいしいけれど、ニオイが気になる「シュクメルリ鍋」。そもそもなぜ販売を始めたのですか。

「2020年のメニュースケジュールを考えていた際、『東京オリンピックの年だから、世界のおいしい料理を松屋でたくさんのお客様に食べてもらいたい』という発想から、世界のおいしそうな料理をいろいろ探しました。その結果、当社の得意分野である、牛、豚、鶏、ニンニク、オリジナルのソースというキーワードにピッタリの『シュクメルリ』というメニューに行き着きました。1月にはジョージア大使館を訪問し、シュクメルリ鍋の反響もご報告しました」

―同鍋を作るうえでこだわっている点はありますか。

「一番のポイントは、世界一おいしい『日本のごはん』に合うように仕上げたということです。また、日本人になじみが深い食材を使いたいと、ジャガイモではなく、甘みのある厳選したサツマイモを使用しています」

―寒い時期ですが、同鍋をどのように食べてほしいですか。

「食べ終わるまでアツアツをお召し上がりいただける鍋定食でございますので、是非お楽しみください」

とのこと。しかし、「ニンニク料理ゆえの口臭対策は…?」と聞いてみましたが、そこはノーコメントでした。確かに同鍋が日本で知られるようになったのはつい最近…急に「対策を!」「責任取って!」といわれても困るのだとは思いますが…。

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