地平線や水平線の彼方に沈む、鮮やかな夕日。不思議な形をした夕日といえば、「だるま夕日」が有名ですが、今月10日、兵庫県明石市で撮影された夕日はちょっとチガウ…。ちょっとつぶれたような形にぴょんと伸びたツノ?これって「リンゴ」?!
撮影したのは、国立明石工業高等専門学校(略称:明石高専)の大塚毅彦教授(都市計画学)。今月10日午後5時ごろ、校舎4階の窓から見た夕日が「なんとなくリンゴの形に見えた」のでスマホでパチリと撮影したところ、見事な「リンゴ」になっていたのだとか。自身のFacebookに投稿したところ、「ほんと、リンゴみたい」などのコメントが寄せられたといいます。
「ちょうど雲の切れ間が枝のようになったというか。自分でもびっくりです」と大塚教授。明石といえば、タイにタコ。標準時子午線なんかも有名ですが、実は播磨灘に沈む美しい夕日が隠れた人気で、学校から1キロほど南にある住吉神社など海岸沿いには、多くのアマチュアカメラマンが訪れるのだとか。他にも明石市立天文科学館から撮れる、パンダそっくりの夕日「夕焼けパンダ」が話題になったこともあります。
大塚教授も時折、学校から美しい夕日や面白い形をした夕日をカメラに収めるそうですが、「リンゴ夕日」は勤務ン十年で初めてとか。「ちょうどその日の朝、知人と長野のおいしいリンゴの話をしてたので、目までリンゴになったかと思いました(笑)」と大塚教授。
うーん、見れば見るほど、美味しそう!