三つ子に「マヨ・ネー・ズー」「スク・ラム・トライ」… 動物園の独特すぎる名づけの流儀

黒川 裕生 黒川 裕生

有名漫画のキャラクター名がつけられたガチョウ

「マヨ・ネー・ズー」の投稿で注目を集めた冒頭のあめこさんから、三重県の大内山動物園にもユニークな名前のガチョウがいると聞き、ネットで調べてみると…いた!「ゾロ・サンジ・ウソップ・ナミ」という漫画「ワンピース」のキャラクターの名前がつけられているらしい!

だが同園に電話で確認したところ、残念ながら公式サイトの情報が古く、4羽ともすでにこの世にはいないそうだ。担当者は「命名した飼育員もずいぶん前に退職しているので、どういう理由であの名前になったのかはもうわかりません。ワンピースのファンなどから特に反響があったという記憶もないですね…」。今、同園にいるガチョウは1羽だけで、名前は「ガーガー」だそうだ。いきなり普通!

他にもあるよ、おもしろネーム

せっかくなので、この3園にオススメの名前を教えてもらった。

◾️のいち動物公園

・ブチハイエナの「トーフ」。父はブッチー、母はエナだが、10(トー)月2(フ)日生まれなのでこの名前に。

・レッサーパンダの「カイ」と「カイ」。のいち動物公園生まれのメスの「カイ」がいたところに、偶然、同名のオス「カイ」が別の園からやって来た。ややこしいが、そのまま変更せず。

 ◾️王子動物園

・「スク・ラム・トライ」の母「セイラ」。セイラの父は「アムロ」なので実はガンダムつながり。ちなみにセイラの母は「ポン」で、「ピン・ポン・ダッシュ」3きょうだいの真ん中。

 ◾️大内山動物園

・ブタの「村長」。迷いブタとして園にやって来たオスのブタで、堂々たる風格からいつしかこう呼ばれるようになった。

 

各園に聞くと、全ての動物の名前を公式サイトなどで公開しているわけではないらしい。興味が湧いた人は、お近くの動物園へ行ってご自身で探してみることをお勧めします。そして、面白い名前を見つけたら、ぜひ当サイトまでご一報ください。

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