保護者「加害者教壇去って」元教師「教員志願者が失望」 神戸・教員暴行で神戸新聞に投稿

どなどな探検隊(パートナー記事)

神戸新聞社 神戸新聞社
神戸新聞NEXT
神戸新聞NEXT

■教育現場から

 現役教員やOBからは、校長らの責任を問う声も集まった。

 神戸市内の小学校で教員をしていた男性は「東須磨小の学校運営が普通でなかったことは容易に想像できる。結果的に問題をここまで放置した市教委、管理職の責任も重大」と指摘。他市で校長をしていた男性も「校長なら(校内で)異変が起きれば3日以内に把握できるはずだ」とし、「これから教員を目指す若者にブレーキをかけたのではないか」との懸念も示した。

 保護者や読者からの投稿には「加害教員の名前などを公表するべきだ」との内容も多かった。これに対し、元教員の男性は「実名や顔写真、住所がさらされれば、責任のない家族も今の生活を続けることが困難になる」とし、「懲戒免職や教員免許はく奪で(加害教員を)二度と教育に関わらせないことが大切ではないか」との見方を寄せた。

     ◇

 神戸新聞社は、読者の投稿や情報提供を基に取材を進める双方向型報道「スクープラボ」を始めました。身近な疑問や困りごとから、自治体や企業の不正告発まで、あなたの「調べてほしい」ことをお寄せください。LINEで友だち登録(無料)した後に投稿できます。皆さんと一緒に「スクープ」を生み出す場。ご参加をお待ちしています。

(神戸新聞「スクープラボ」から)

→神戸新聞NEXTのウエブサイトは

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/scooplabo/201910/0012816036.shtml

▼どなどな探検隊 パートナー協定について

 まいどなニュースはオンデマンド調査報道の充実に向けて、北海道新聞、岩手日報、河北新報、東京新聞、京都新聞、中国新聞、神戸新聞、テレビ西日本、エフエム福岡、琉球新報と連携協定を結んでいます。「どなどな探検隊」に寄せられる調査依頼や内部告発のうち、取材対象地域外に関するものなどは各社と情報を共有。北海道新聞の「みんなで探る ぶんぶん特報班」岩手日報の「特命記者−あなたの疑問、徹底解明−」、河北新報の「読者とともに 特別報道室」、東京新聞の「ニュースあなた発」、京都新聞の「読者に応える」、神戸新聞の「スクープラボ」、中国新聞の「こちら編集局です あなたの声から」、琉球新報の「りゅうちゃんねる~あなたの疑問に応えます」の記事を相互交換し、新聞や自社のウェブサイトに随時掲載します。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース