この趣旨に賛同し、スペシャルサポーターに就任したのが元阪神投手で野球評論家の中西清起さんだ。日本一に輝いた1985年、リーグ優勝時の胴上げ投手としても有名な中西さんは、持ち前の明るさとフランクさで参加者と交流を深め「若いころはヤンチャしたので、年齢を重ねて何か社会に貢献できれば、と思ってね。きょうも有意義な1日でした」と目尻を下げた。
もちろん、運営などは企業からの協賛金が主な財源。まだまだ潤沢というわけにはいかない。BMSとしても、このドリームデイを社会貢献活動としてだけでなく、これからの企業CSR活動のモデルケースにしたい考えだ。川上さんは「これからの時代、企業が存続するためには社会貢献が必要」と話し、今回協賛してくれた企業に感謝した。
七夕を控えたこの日、イベントの最後にはおのおのが将来の夢を短冊に記入。願いを込めて笹につるした。
「楽しむことで免疫力を上げ、それが生きる力につながる。可能性を閉ざさず、ハンディがあるすべての人にエールを送りたい」とは主催者の一人。今後も日本各地のテーマパークでの開催を予定している。