ミュージシャンで俳優の古舘佑太郎、覚醒しすぎて「もつ焼き屋」準備の過去

石井 隼人 石井 隼人
もつ焼き屋オープン!?古舘佑太郎(撮影・石井隼人)
もつ焼き屋オープン!?古舘佑太郎(撮影・石井隼人)

ハマり症ゆえにとことんやりたいタイプ。だが覚醒状態が落ち着くと、もともとハマっていた音楽への渇望を覚える。駒沢公園駅周辺でもつ焼き屋を開店させる計画は一旦ストップ。現在は新しいバンド「2」を引っ提げての音楽活動と並行して俳優業に邁進中だ。

特に朝ドラ出演は大きな刺激になった。「キャストの数も豪華だし、通常の撮影現場とは違う雰囲気。まさに“日本の朝”を作り出しているという感覚。僕自身、朝ドラ以降は年配の方から役名で声をかけられることが増えた。役名で呼ばれるなんて今までなかったこと」。未知の経験は脳を覚醒させる。

主演映画『いちごの唄』は、その朝ドラ「ひよっこ」の脚本家・岡田惠和(60)と音楽界の先輩である銀杏BOYZ・峯田和伸(41)による共著が原作。恵まれた縁を感じている。「音楽と役者。同時進行でやっていくことにスケジュール的にも肉体的にも大変だと思うこともあるけれど、自分は一つのことを貫いて積み上げて構築する職人タイプではない。これまでの選択に後悔は一つもありません。もつ焼き屋の店主役が来たら、誰よりも上手く演じることができるはず」。迷いはあったが、すべて人生の糧。二足の草鞋を上手く履きこなして前進あるのみだ。

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