こんなこともあった。自身が著した「ニューヨーク流水肌メイク」をがんを患って入院していたトルコ在住のある人が実践。みるみるうちに顔色が良くなり、退院後に感謝の連絡を受けたという。
「世のため、日本の女性のために力になれたらと思って。女の人は年齢や状況にかかわらず、若々しく、きれいでいたいものなのです。エイジフリーの美しい肌が患者さんを勇気づけ、それが希望につながれば」
考えに賛同する人々も増えつつある。千葉市の小倉台福田医院もそのひとつ。実際、関係者が大阪のスタジオに足を運び、フェイシャル技術を習得する一方、院内でも販売し、好評を博しているという。
商品は白を基調に赤のアクセント。メイク落とし、洗顔など用途に応じて番号がふってあるのも何かと親切のような気がした。人生100年。この「SKIN ASM」が女性を輝かせるのはもちろんのこと、日本の化粧品の流通に一石を投じるかもしれない。
▼「AKEMI S. MILLER BEAUTY STUDIO」大阪市北区同心町2-3-19 タカラ同心ビル5F 06(6949)9194