とことん阪神を愛するピザ職人 V記念セール熱望も…あのミシュランが一目置く腕前

山本 智行 山本 智行
「ピッツェリア・ダ・ティグレ」の鹿子嶋健太郎店長。熱烈な阪神ファンでもある
「ピッツェリア・ダ・ティグレ」の鹿子嶋健太郎店長。熱烈な阪神ファンでもある

 もちろん、簡素化しても手抜きは一切なし。小麦、塩、チーズ、トマト、サラミなど全て本場からの輸入。その味はイタリアのミシュランにあたる「ガンベロロッソ」から大阪で唯一選ばれていることで分かる。10月に京都で開催される本家ミシュランガイド出版記念パーティーへの招待状も届いているというから驚きだ。

 評判を知ってか知らずか、広島・菊池、日本ハム・中田がぶらりとやって来たこともある。しかし、店長が来店を一番待ち望んでいるのは他でもない阪神ナイン。中でも大ファンの原口文仁だ。

 「名鑑を見たら好きな食べ物はピザとなっていたんですよ。これはもう運命かな、と」

 開店時から「優勝万歳セール」のプランを温め続けているが、阪神はCS進出すら危うい状況。「クライマックスに出て最後は広島を倒して、日本一になってほしいのですが」と気をもんでいる。

 「デイリースポーツに掲載してもらうのが夢でした」と店長。ちなみに長女の名前は七梨(なり)ちゃん、長男は俊多郎くん。鋭い阪神ファンならだれから取ったか分かるはずだ。

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