豚まんのようで豚まんじゃない!? 神戸の柔整師が開発した「豚ぱん」とは

黒川 裕生 黒川 裕生

 冨金原さんによると、神戸豚ぱんは「におわない」「冷めてもおいしい」「しつこくないので何個でも食べられる」のが特長。街頭での試食販売も好評で、中には一度に40個も購入した人もいたという。「一口かじると、みんな目を丸くするんですよ。『うまい!』言うてね」

 冨金原さんはさらに、「神戸ぶたぱん・トンパンパン」なるオリジナルソングも制作。「豚まんのようでも豚まんじゃない」「食べて笑顔でトンパンパン」と畳み掛ける陽気な歌詞は冨金原さんの自作で、作曲は音楽家の小野瀬晃一さんに依頼した。知り合いの孫2人(小3と5歳の女の子)が歌う立派な音源もあり、運が良ければ路上販売のBGMとして聞くことができる。

 冨金原さんは「診療所の施術、本物の食、そして歌で元気になってもらおうという私なりの試み。ぜひ一度食べてみてほしい」と呼び掛ける。

 神戸豚ぱんは、「春貴ビル」(神戸市中央区三宮町3-9-19)1階の階段前で午前11時から販売(売り切れ次第終了)。1個130円。不定休。

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