餓死寸前、多頭飼育崩壊の家から救われた子猫…人間のことを信じられるようになるまで

黒川 裕生 黒川 裕生

 「多頭飼育崩壊は今、すごく深刻な問題です」と松井さんは言います。特に多頭飼育しているのが高齢者だと、飼い主が病気で入院したり、あるいは死亡したりすると、問題が一気に表面化してしまいます。

 松井さんは「このような活動をしていると、今は野良猫の保護よりも、多頭飼育崩壊した高齢者からの依頼がすごく増えていると感じます」として、「飼い主がどう考えているかはともかく、飼い猫が20匹を超えるのは明らかに異常です。猫のためにも、不妊去勢手術を施すなど、適切な飼育をお願いします」と訴えています。

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