スマホが汚れにくいチョコフレークの食べ方を紹介 冷凍庫?スプーン?

北村 泰介 北村 泰介
牛乳をかけた日清シスコのチョコフレーク。スプーンで食べるのならスマホは汚れないが…
牛乳をかけた日清シスコのチョコフレーク。スプーンで食べるのならスマホは汚れないが…

 1967年から販売されてきた森永製菓のチョコフレークが来年夏までに生産終了するというニュースが今秋、報じられた際、その要因の一つとして「スマートフォンの普及」が指摘された。チョコフレークを食べながらスマホを触っていると、溶けたチョコレートが指から画面に付着するため、敬遠される傾向にあるというのだ。実際のところはどうなのだろうか。実験しながら、スマホが汚れにくい食べ方を探った。

 そもそもスナック菓子は「ながら食べ」に適したアイテムとして人気がある。例えばポテトチップス。家庭でビデオデッキが普及し、レンタルビデオ店が台頭した80年代後半以降、カウチ(足を伸ばせるソファー)に寝そべって画面を見ながら物を食べる“カウチポテト族”という言葉が日本でも流行した。元来、「ポテト」とは椅子に座ってテレビを見ている人に対する英語の比喩表現だが、日本ではポテトチップスと絡めて解釈された。

 そうした「ながら食べ」の対象が近年はテレビからスマホに変わり、チョコフレークの場合でいうと、指に付いたチョコレートがスマホのタッチパネルなどに指紋となって付くのが気になるという声が起きているという。

 68年からチョコフレークの販売を始め、今後も生産を続ける日清シスコはデイリースポーツの取材に「弊社には『スマホの操作がやりにくい』といったお客様からのお問い合わせはありませんでした。スマートフォンの影響等が報道されているのは存じておりますが、喫食時の一つの要素であり、お客様のニーズは多様ですので弊社では問題とは捉えていません」と回答した。

 それでもスマホを触りながら食べる人のために、チョコの溶解を少しでも遅らせる方法を記者が実験した。

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