まずは冷蔵庫で冷やした。スマホうんぬん以前に、おいしいからとポピュラーになっている食べ方だが、5分を過ぎたあたりから、チョコの粉が指に付き始めた。それならばと、より冷たくバージョンアップして、冷凍庫で1日寝かせてみた。
キンキンに冷え、カチンカチンに固まったブロックの歯ごたえがいい。5分を過ぎても、冷蔵庫で冷やしたものよりも指に付く感覚は薄い。だが、8分を過ぎたあたりから少し気になり始め、10分を過ぎると指先に付くチョコの粉が意識された。冷蔵庫より3分ほど長くもった感覚だ。
日清シスコも「スマホ対策ではございませんが、氷をデザインした『冷やしておいしいパッケージ』で、冷蔵庫で冷やして食べるという食提案を夏に行いました」という。それは季節を問わず、冬でもOK。冷凍庫はやり過ぎだと抵抗感のある人もいるかもしれないが、数分の時間稼ぎでよければ効果はある。
一方、同社のお客様相談室には「母にお皿に入れてもらって、スプーンで出してもらっていた」「牛乳をかけてもいい」といった意見が寄せられているという。確かにスプーンで食べれば“スマホが汚れる問題”は解消される。その半面、スプーンとスマホの「ながら食べ」は難しい。一挙両得とはいかないが、そこから独自の食べ方を模索していけば新たなチョコフレーク食文化が生まれるかも!?