3月に逮捕された19歳の少年は「1人でやった」と話しており、一方の近藤容疑者は「知らない」と否認しているが、2人は知人だったとみられている。
小川氏は「警察は、この2人は実行犯で他に、指示役や掛け子(電話役)等がいる組織的な犯行とみています。19歳の少年が『1人でやった』と近藤容疑者をかばう供述をしているのは、それが事前のルールであったのでしょう。それ以上話すと、組織全体に警察の手が及ぶことなど、少年であることも含めて、口裏を合わせていると思われる」と推測した。
さらに、小川氏は「県警は、被害者の供述や被害現場の足跡、犯行に使用した車両内の遺留物等々から、実行犯を19歳の少年と近藤良太容疑者20歳の2名と特定したと思われる」と解説した。