クリーン効果も
専用ごみ箱の設置効果はてきめんで、ホームのごみ箱に無理やりねじ込まれる傘が減少しました。2018年度の設置回数106日間、回収総数1327本、雨の日は平均約12本。一日あたりで最も多かったのは83本で、昨年7月の西日本豪雨時でした。神戸市内では垂水駅と六甲道駅で実施しています。
「ホームのごみ箱まわりがすっきりし、気持ちよく駅をご利用できるようになったのではないかと思います」。
私鉄73社が加盟する日本民営鉄道協会が2018年に行った「駅と電車内のマナーに関するアンケート」によると、「ごみ・空き缶等の放置」は迷惑行為の9位にランクインしています。駅ホームごみ箱の“オプションサービス”として設置された不要傘専用ごみ箱。今後、他の駅にも広まったらいいですね。