下北沢駅がソ連になった!?完成記念レリーフが“ソ連み”とSNSで話題

北村 泰介 北村 泰介

 小田急電鉄広報部によると、作品は神奈川県秦野市にアトリエのあった洋画家の故・宮永岳彦さんの原画を基にしたもの。3月末に除幕式が行われた。「出会いそして旅立ち」と題され、宮永さんがカラーデザインした特急ロマンスカーの車両や沿線の風景などがデザインされている。

 SNSで「ソ連」にイメージを重ねる声が多いことについて、同社広報部にたずねた。「いろいろなお声をいただいておりますが、それは皆様の捉え方だと思っています」。あくまで受け手側の印象によるものであるという返答だった。作品は特にソ連を意識したものでもないようだ。担当者は「構想50年、着工30年となる複々線化の完成を記念した作品です」と説明した。

 代々木上原~登戸間(11・7キロ)の複々線化。同社広報部は「作品に入っている4本の線がそれを象徴しています。レリーフは待ち合わせ場所として活用いただければ」という。レリーフに「ソ連み」があるかどうかは受け取り方次第だが、かなり目立つことは確か。さっそく、タピオカ入りの飲み物などを手に、作品の前でたたずむ若い女性らの姿がちらほら見られた。

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