“テレビでよく見る人=売れている”はなくなりつつある!?

ハイヒール・リンゴのつぶやき

ハイヒール・リンゴ ハイヒール・リンゴ
 ハイヒール・リンゴ
 ハイヒール・リンゴ

 その米倉君というのが、現在の実力派アーティストの米倉利紀君。先日、久しぶりにライブに行ったら「2丁目劇場時代、むっちゃ怒られたのがリンゴさんとキム兄」っていじってくれました。「楽屋にいたらバーンとドアが開いて『ちゃんとあいさつせぇ、ナイス小僧』と叱られた」って。もっといいエピソードを言ってほしかったわ(笑)。いまではビルボードで歌うほどなんだけど、そんな彼もずっと中規模のホールやステージで腕を磨いてきたと聞きました。

 よくよくみると、大阪ってそのレベルの劇場って少ないなあと思うんです。大きな商業演劇を打てる劇場か、本当に小さな劇場。例えば劇団四季の大ヒット作品は上演できるけど、何日も興行を打てる中規模の劇場はそんなにない。東京は下北沢にいったら、100~400人収容の劇場がたくさんあるじゃないですか。ふらっと行っても必ず何かやってるし、劇場自体にもお客さんがついている。

 大阪はぜひそういう規模の「小屋」を育てる文化を思い出してほしいと思います。昔、浪花五座といわれた時代、大阪はブロードウェイだったんです。その時代たしかに。

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