全ての患者さんがこれに当てはまるわけではありません。頑張っても変わらない人、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などの重篤な状態から生還された患者さんは、残念ですが、適切な薬をずっと飲み続けなければなりません。薬を中止することにより、重篤な合併症が起こったり、命の危険につながることもあるのですから。
本当に様々な病態の患者さんがおられます。ただ、判断基準が異なることはあっても、医師が患者さんに不必要な投薬をすることはまずないはずです。冒頭にあるような一部の事実を拡大解釈した記事を鵜呑みにして、自己判断で投薬治療を中止、拒否するのではなく、主治医の先生とよく相談して、慎重に考えて頂きたいです。