浴槽にも一気に入るのではなく、かけ湯をしてから入ることも大切でしょう。また、元気な方に一番風呂に入ってもらい、高齢の方が最後に入れば、お湯も適当に撹拌(かくはん)され、浴室内も1番風呂の時よりも温まっています。今は核家族化が進んでいるので難しいかもしれませんね。話はそれますが、昔、男が一番風呂に入るとされた理由は、こういったことが原因かもと思っています。
トイレも、便座を温めたり、人感センサー付きの暖房器具を準備するなどできるだけ温度差を感じにくい環境を整えることが大切です。高齢の方は、動脈硬化を伴っていることが多く、急激な温度変化が命に関わることもあります。お気をつけてください。