猫と心ゆくまでハイタッチ「イエーイ!」できる木彫作品 アイドル握手会から着想

黒川 裕生 黒川 裕生

 「苦労したのは台座の形状です。彫刻を台座に置くという行為が自分にとってしっくりきていなくて、台座らしくない形を模索するのが大変でした。最終的には猫たちが乗る部分はサーフィンと雲の中間のような形に落ち着き、見る人によってイメージが変わると思います。ちなみにタイトルの『high-seven』は、ハイタッチが英語ではhigh fiveなので、それをもじったものです」

 -淡路島での制作活動は普段どのような感じなのでしょう。

 「玉ねぎ畑に囲まれて自分のペースでのんびりと制作しています。年に数回東京・名古屋・大阪などで展示の機会をいただいて発表や販売もしています。誰かを元気にできるような木彫作品をこれからもつくり続けていくつもりです」

 というわけで、花房さん、ありがとうございました。ちなみに花房さんは4月17日から23日まで、阪神梅田本店9階の美術画廊で、木彫展を開催されるそうです。

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