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ラーメンの残り汁、どうしてる?→約半数が「シンクに直流し」 排水管を守る3つの習慣を水道修理のプロが解説

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

みなさんは、家でラーメンやカップ麺を食べた後の「スープの残り」はどうしていますか。株式会社イースマイル(東京都江戸川区)が実施した「料理時の油・残り汁処理」に関する実態調査によると、ラーメンの残り汁を「そのままキッチンの排水口に流す」人は約半数にのぼることが分かりました。本記事では、調査で明らかになった家庭での処理方法や排水口の気になるサインを紹介するとともに、キッチンの配管を守るために取り入れたい日常のお手入れ方法を紹介します。

この調査は、全国の20~60代の男女500人を対象として、2026年9月にインターネットで実施されました。

まず、「自宅でラーメンやカップ麺を食べた後の残り汁の処理方法」を聞いたところ、「そのままキッチンの排水口に流す」(51.8%)が最多となり、「ペーパーなどで吸わせてゴミ箱へ」と回答した人は11.6%にとどまりました。また、少数ながら「トイレに流す」と回答した人も1.0%いました。

手軽に片付けられることから、シンクに流す方法を選ぶ人は少なくないようです。しかし、ラーメンのスープには油脂が含まれているため、処理方法には気をつけたいところです。

ラーメンのスープだけでなく、調理後のフライパンや鍋に残った油も、気になるポイントです。

調査では、フライパンや鍋に残った少量の油・ドレッシングについて、55.2%が「そのまま洗い流すことがある」と回答。一方、「必ず拭き取る」は36.6%でした。

少しだけなら問題ないと思いがちな油ですが、毎日の調理で少しずつ排水口に流れ込むことも考えられます。

では、油が排水管に与える影響について、どの程度知られているのでしょうか。

「油脂類が水で冷やされると排水管の中で白く固まり、詰まりの原因になりやすいことを知っていますか」と聞いたところ、「知っているが、少しくらいなら流してしまう」(52.2%)と「知らなかった」(25.8%)を合わせると、約8割が、油を流さないことを意識できていない実態がうかがえました。

とんこつラーメンなどに含まれるラードのような動物性油脂は、温度が下がると白く固まりやすい性質があります。

同社によると、食器用洗剤で泡立てて洗ったとしても、油分が排水管の奥へ進み、冷たい水と混ざることで再び固まってしまう場合があるといいます。

さらに、管の内側に付着した油分に細かな汚れが重なると、少しずつ水の通り道が狭くなり、排水不良につながる可能性があります。

キッチンの排水口から聞こえる音や、普段とは違うニオイにも注意が必要です。

自宅のキッチン排水口について、「気になる臭いがする」(19.4%)、「水の流れが遅くなった」(19.2%)、「ゴボゴボと音が鳴る」(17.4%)といった経験が報告されており、何らかの気になるサインを経験した人は全体の46.4%に達しました。

排水の流れが悪くなったり、音やニオイが気になったりする場合、排水口や配管内に汚れがたまっている可能性があります。ただし、原因は油汚れだけとはかぎりません。症状が続く場合は、状況に応じた確認が必要です。

「排水口に異常を感じた際の対処方法」としては、「パイプクリーナーを流した」(41.4%)、「重曹やクエン酸などを流した」(20.6%)、「ラバーカップなどを使った」(9.8%)といった市販の洗浄剤や家庭にある道具で対処する人がいる一方、症状によってはセルフケアだけでは改善しないこともあります。

洗浄剤を使う場合は、製品の使用方法や注意事項を確認しましょう。異なる洗剤を混ぜることは避け、排水不良が続く場合や水が逆流する場合は、無理に作業を続けないことも大切です。

今日からできる! 排水管を守る3つの習慣

こうした調査結果を踏まえて同社は、ラーメンの残り汁や調理後の油を適切に処理する方法として、次の3つを紹介しています。

▽残ったスープは紙などに吸わせて処分

ラーメンやカップ麺の残り汁は、不要な新聞紙やキッチンペーパーなどに吸わせ、自治体の分別ルールに従って処分する方法があります。

牛乳パックやポリ袋などを使えば、スープをまとめやすくなります。市販のスープ凝固剤を活用するのも、ひとつの方法です。

なお、容器や袋の使い方、可燃ごみとして出せるかどうかは、自治体のルールに従いましょう。

▽食器やフライパンは、洗う前にひと拭き

油が残った鍋やフライパンは、水につけたり洗剤で洗ったりする前に、キッチンペーパーや古布で油分を拭き取りましょう。

ひと手間加えるだけで、排水口へ流れ込む油の量を減らせます。ドレッシングやソースが残った皿も、可能な範囲で拭き取ってから洗うとよいでしょう。

▽熱湯ではなく、適切な温度でお手入れ

油を溶かそうとして熱湯を流すのは、避けたい方法です。一般的な塩化ビニル製の排水管は高温に弱く、熱湯を直接流すと変形などの原因になる恐れがあります。

軽度の油汚れへの日常的なケアとして、50℃前後のぬるま湯をシンクにためて一気に流す方法がありますが、すでに詰まっている排水管を確実に解消するものではありません。流れが悪いときは、無理に大量の水を流さず、原因に応じて対処しましょう。

なお、配管の材質や設備の仕様によって適切な温度は異なるため、取扱説明書や設備メーカーの案内を確認してください。

毎日のおいしい食事のあと、ちょっとしたひと手間を意識するだけで、おうちのキッチンをトラブルから守ることができます。ぜひ今日から試してみてくださいね。

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