探しているヘアケア商品の在庫を確認するため、ドラッグストアに電話をかけた女性。一度は「在庫がない」と告げられましたが、しばらくすると店員さんから「商品、ございました!」と折り返しの電話がありました。どうやら電話を切ったあとも、商品を探してくれていたようです。思いがけない親切な対応に、女性は驚きました。
この出来事をX(旧Twitter)に投稿したのは、迷走主婦|ツボ押しさん(@meisoushufu)。2026年8月17日の投稿は約300万回表示され、約1.8万件の「いいね」が付くなど、反響を呼びました。
「在庫なし」のあとも棚からホームページまで…探し続けてくれた店員さん
探していたのは、ケラチンという成分に特化したシャンプーとトリートメントです。SNSで話題になっていたのを見て欲しくなり、ドラッグストア5店舗ほどに電話で問い合わせました。
たいていの店はシステムで検索して、在庫がなければ「ないですねー」で終わり。投稿者も「そりゃそうだ、普通の対応」と受け止めていました。
ところが、ある店の女性店員さんは違いました。内部システムで在庫がヒットしないと、売り場の棚まで見に行き、それでも見当たらないと、商品のホームページで販売店舗まで調べてくれたのです。「他の店舗も売り切れている可能性があります」と教えてくれて、電話は終わりました。
「どこの誰かも知らん女の、たった1商品のためにそこまでしてくれる?」。投稿者は驚きつつ、さらに遠くの店まで検索を広げていました。
迷惑電話だと思って出たら…「お問い合わせいただいた方のお電話でよろしいですか?」
そこへ、知らない番号から着信がありました。「さっきかけたばかりの店舗の番号とは気づかず、また迷惑電話か?と思いました」。まあまあ無愛想に出ると、相手は「先ほど商品をお探しで、お問い合わせいただいた方のお電話でよろしいですか?」と確認してきたそうです。
電話の主は、さっきの店の店員さん。在庫がないと答えてしまったことを謝り、商品が見つかったと伝えてくれました。見つけにくい場所にあったようで、「棚の一番上にありまして…」と場所まで詳しく教えてくれたといいます。
「ひょっとして電話切ったあとも、まだ私の商品探してくれてたの??」。投稿者は「今すぐ行きます」と答え、「もう商品半分、あなたに会いに行く半分」の気持ちで店へ向かいました。
広い店内で「電話の人が誰だか分からない」届かなかったお礼
店に着いて、さらに驚きました。決して暇そうな店ではなく、店内もかなり広かったのです。
「この広いフロアを、あっち行って、こっち行って、私のために探してくれてたんかい」
直接お礼を伝えるつもりでしたが、かないませんでした。「名前を聞き忘れたのと、店に行ったら店内が広くて、たくさん従業員がいて接客もされてて、電話の人が誰だか分からない状態でした」
投稿には「素晴らしいホスピタリティだわ」「素敵な話だと思い、リポストさせていただきました!!うれしい対応をしてもらえましたね!!」といった声が集まりました。
一方で、「あそこの店はやってくれるのに、ここはやってくれない」というように、こうした親切な対応が他の店舗でも当然のように求められることを懸念する声もあったそうです。返信欄の「『前の人はここまでやってくれたのに』などと言い出さない人だからいいのよ」という声には、「確かに!当たり前と思う人も中にはいるよね。その手の部類にならないよう気をつけるね」と返しています。
投稿の最後は、名前も知らない店員さんへの、こんな言葉で締めくくられています。「本当にありがとうございました。ちゃんと商品、買えましたよーーー!!」