先進的とは言えないが、着実に進化するインターフェイス
シーライオン6のインパネは、水平基調のシンプルなデザインを採用する。最新世代のインテリジェント・コクピット・システムを搭載し、まず目を引くのは、BYDの特徴でもある15.6インチの大型マルチタッチスクリーンだ。メータークラスターには12.5インチの大型ディスプレイを採用する。
こうしたインターフェイスは従来モデルから改良が加えられ、解像度や視認性がさらに向上している。ソフトウェアや操作性を継続的にアップデートしている点は、BYDの強みのひとつといえる。
一方で、センターコンソール上部にディスプレイを配置するレイアウトは、デザイン面ではやや新鮮味に欠ける印象も受ける。欧州のプレミアムブランドでは、インテリア全体をディスプレイで構成するデザインが広がっており、近未来的なコックピットへ進化している。このあたりは、今後さらに進化が期待される部分だ。
装備面では、AWDモデルにワイドヘッドアップディスプレイを標準装備する。オーディオは、インフィニティ製10スピーカーシステムをシーライオン6専用にチューニングして採用。さらに、前席にはシートヒーターとベンチレーションを備え、センターコンソールにはクリスタル調の電動シフトレバーや2基のワイヤレス充電器を配置する。
これだけの装備内容を備えながら、車両価格を考えるとコストパフォーマンスの高さが際立つ。
合成皮革シートを採用した前席は、やや大きめでゆったりとしたサイズ。リラックスした姿勢で長距離移動ができる。
また、後席の居住性も十分確保されている。
一方、荷室容量は425Lで、このクラスのSUVとしてはやや控えめな容量となっている。