長崎県大村市にある観光名所「ガラスの砂浜」。砂浜の砂には廃ガラスを丸く削った再生砂が使われ、太陽の光が反射する様子が美しいと人気の場所です。写真スポットとしても知られ、インターネット上には一般の人たちによる投稿写真があふれていますが、現地を知る人たちからはこんな指摘が。「写真を加工しすぎ」「こんなキラキラしていない」「期待外れと言われそう」
「無加工でもきれいなのに」「期待外れと言われそう」
同所は2016年に長崎県が整備。人工の砂浜で、浅場の造成には廃ガラスを再利用しています。県がホームページなどに公開した写真には、透明や青、緑など、落ち着いた色味の砂浜が写っています。
一方で、一般の人たちが投稿した写真では様子が違ってきます。
インターネットやインスタグラム、Xで「ガラスの砂浜」と検索すると、画像編集ソフトやスマホアプリを使ったのか、色調を極端に加工したものが多数ヒット。中には浜一面に宝石を散りばめたように見える写真や動画もあり、紹介文には「キラキラ輝く」「まるで宝石」「宝石のじゅうたん」といったキャッチーな言葉が踊ります。
同所を訪れた人たちからは「素敵な場所だけどこんなにキラキラしていない」「無加工でもきれいな場所なのに」「県外からの観光客をがっかりさせてしまうのでは」などと心配する声が広がっています。
実際の砂浜と加工しすぎた写真とのギャップについて、ガラスの砂浜を管理する長崎県ではどう考えているのでしょうか。
長崎県地域環境課の担当者は、まいどなニュースの取材に対し「県として、個別のSNS投稿や画像の加工状況については把握しておりません」とした上で、次のように回答しました。
「SNS上での画像加工は個人の表現活動の一つであり、県として個々の投稿内容について評価する立場にはありません。一方で、写真は撮影時の天候や光の当たり方、撮影機材の設定、画像編集の有無などによっては、実際に現地で受ける印象との間に差が生じる場合もあると考えています。そのため、県としては、ガラスの砂浜の魅力や特徴について、できるだけ実際の状況が伝わるような情報発信に努めていきたいと考えています」(長崎県地域環境課)
はだし、持ち帰りはNG
同県では、ガラスの砂浜の成り立ちや効果などを県のホームページで紹介しています。Q&Aのページでは、けが防止のためにはだしでは立ち入らない、ガラスの砂は持ち帰らない等を呼びかけています。
「ガラスの砂浜は美しい景観が注目されていますが、もともとは使用済みガラスを再資源化するとともに、大村湾の環境改善や生物の生息環境の創出を目的として整備された環境保全の取り組みです。県としては、美しい景観を楽しんでいただくとともに、資源循環や環境保全の取り組みについても関心を持っていただければ大変うれしく思います」(長崎県地域環境課)
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ネット上での評判です。実際に足を運んだ人は「ガラスでできていてきれいだった」「天気が良かったからキラキラしていた」「同じ色のガラスを集めて砂に絵を描いた」など。現地で写真とのギャップを感じたという人は「がっかりだった」「期待しすぎてガッカリした」など。彩度などをいじりすぎた写真に対しては、「加工しすぎ」「誤解させそう」「期待外れと言われそう」などの意見がありました。