ブラジル固有種の毒を持つ淡水エイが高知県土佐市の用水路で発見され、SNS上で大きな注目を集めている。
「待て待て なぜ鎌田井筋で こいつ日本に生息してないやつやろ? もう死んでた 」
とその模様を紹介したのは、同市在住の銀玉先生さん(@hooked_m)。
鎌田井筋とは仁淀川から引かれた用水路で、住宅地に密接している。死んでいるとはいえ、こんな場所で毒を持ったエイが発見されるとは驚きだ。
銀玉先生さんにお話を聞いた。
――このエイを発見された経緯は?
銀玉先生:仕事から帰ってきた夕方5時過ぎ、小学生が鎌田井筋に何人も集まっていて「何ごとだろう?」とのぞきにいってみると、見たことのないエイのような魚が川の中に横たわっていました。
普段は水が流れているのですが、大雨の前後だったため水量が減っており、魚が干上がってしまったのかなと。
――実はこのエイが、日本にはいない淡水エイだったわけですね。
銀玉先生:うちのかみさんがスマホで調べてみると、どうやらポルカドットスティングレイ。外来種で本来なら、ここにいてはいけない魚であることが判明しました。
かみさんが桂浜水族館に電話して、どうしたらよいか尋ねると「毒があるから触らないように」という返答をもらい、子どもたちにも触らないよう注意しました。私が到着する前に、水路が狭くなっている場所に引っかかっていたのを、子どもたちが網と火バサミで引っ張り出したようでしたが、そのときは既に死んでいて、全く動きませんでした。
もともと、鎌田井筋に生息していたとは考えにくく、飼えなくなったため川に放流したか、死んだので遺棄したかどちらかでしょう。私は後者だと思いますが、自分が飼っていた魚を川に遺棄するのはどうかと思いますし、もし生きた魚を放流したとすれば、毒もありますし、生態系を変えてしまう可能性もあるので、絶対にやってはいけないと思います。どちらにしても、飼い主のモラルが問われる問題であると。
まさかとは思いますが、鎌田井筋で繁殖していたら…と思うとゾッとします。
――ご投稿に対し、大きな反響がありました。
銀玉先生:Xでバズったのには、本当にびっくりしております。すごく高価な魚だということも、リプや引リツで知りました。あのまま干上がって腐ってしまう心配もありましたが、川の水位も戻り、流されていったようです。その後どうなったのかは気になりますね。
◇ ◇
910万回以上再生された今回の投稿。SNSユーザーからは
「飼ってるやつを死なせて捨てたんやろうね」
「エイの仲間でも強毒持ちのヤツじゃないですか」
「生きてるにせよ死んでるにせよ日本にいない生物を捨てるのはどうかしてますよねぇ」
「サンシャイン水族館のもうどく展にいたポルカドットスティングレイ。 しっぽに毒トゲがあるので注意!」
など数々の驚きの声が寄せられている。このエイがどんな経緯で鎌田井筋にいたか定かではないが、動物を飼育する際、飼い主にはくれぐれも愛情と責任感を持ってもらいたいものだ。
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