「おかわりあげても何か言いたげなのであれこれ試してみたところ、飼い主にもカリカリ食べてほしかったらしい」
そんな愛犬にまつわる投稿が、Xで話題を集めています。添えられた写真に写っているのは、おすわりをして、何か言いたげな表情を浮かべる「プンタ」くん。もうすぐ3歳になる男の子です。おすわりをしたまま遠くを見つめるその姿からは、何かをじっと訴えているような雰囲気が漂っています。
飼い主さん(@malpunta_)によると、写真は夜ごはんのときに撮影されたもの。もともと少食なプンタくんは、夜のお散歩を終えてもすぐにはごはんを食べず、お腹が空くまで待つことが多いといいます。
「少し前から、夜、ごはんのカリカリの前で何か訴えるようなそぶりを見せるようになりました。私がそばに行くと、ようやく食べ出すように。それでも食べたり食べなかったり…。試行錯誤するうち、最近では手から食べてもらっていました」
ところが、この日はまた少し様子が違いました。飼い主さんの手からも食べようとしないプンタくん。どうしたものかと考えていた飼い主さんは、ふと以前の出来事を思い出しました。
「プンタがあまり食べなかったおやつを持ってきて、目の前で食べてみせたとき、スイッチが入ったようにご飯を食べ始めたことがあったんです。そこで、カリカリを食べたふりをしてみたところ、何か納得したような表情になってご飯を食べてくれました」
“食べたふり”で納得? 表情豊かなプンタくん
「ちゃんと食べてる? 飲み込んだ?」と、プンタくんにチェックされていないか、ひやひやしたという飼い主さん。どうやら、お芝居にすぐ気づかれてしまうこともあるようです。
「何とか“食べたふり”で乗り切ることができてホッとしました(笑)」
引き続き、適切なアドバイスを受けながら、プンタくんに合う方法を探している飼い主さん。現在は、ごはんのときにそばで付き添い、カリカリを食べたふりをしながら、プンタくんの様子を見守っているそうです。
ふだんのプンタくんは、とても甘えん坊。家の中と外で、少し違った顔を見せるところもあるといいます。
「身内にはわがままというか気難しく、何か嫌なときははっきり意思表示してきます。表情も豊かで、すねるとめちゃくちゃ顔に出ます。ドッグランに行くと、他のわんちゃんの飼い主さんにニコニコしながら背中を押しつけ、『撫でて』とアピール。そのため、『人懐こくてかわいいね』とよく褒められるのですが――まさか家では、こんなに気難しいコだとは思わないだろうな……と、いつもそんな姿を眺めつつ思っています(笑)」
そんなギャップも、飼い主さんにとっては愛おしい個性のひとつです。プンタくんの日常をつづる投稿では、「ワウ……ワウ!」と小さな子どものように飼い主さんへ話しかける姿や、ごはんのおかわりを催促する元気な様子も紹介されています。
「犬が、何も知らなくていい世界であってほしい」。そう願う飼い主さんのまなざしの中で、プンタくんは今日も、自分なりの方法で気持ちを伝えているようです。