大きな声で鳴き続けていた、小さな子猫。母猫が戻ってくるのを願いながら、家族も近所の人たちも、しばらく見守っていました。
Instagramユーザー・Shelieさん(@alohahahasan)が投稿したのは、元保護猫の「シェリー」ちゃんを保護した当時の動画です。投稿には3万件を超える“いいね”が寄せられ、小さな命が家族と出会った日の出来事に、多くの反響が集まりました。
母猫が戻るのを待ったけれど…大雨の前に決めた保護
飼い主さんがシェリーちゃんと出会ったのは、2022年6月18日のことでした。その日、飼い主さんが娘さん、夫さんと家の外の道路に出たところ、そこには母猫と2匹の子猫がいたといいます。
ところが、母猫は子猫を1匹だけ連れて逃げてしまい、もう1匹の子猫だけがその場に取り残されてしまいました。その子が、のちに家族となるシェリーちゃんでした。
「母猫は私たちのせいで逃げてしまったと思ったため、戻って来てシェリーを連れて行ってくれるようにみんなで距離を置きました」
しかし、母猫は戻ってきませんでした。取り残されたシェリーちゃんは、激しく鳴き続けていたそうです。その声を聞いた近所の人たちも集まり、小さな子猫をどうすべきか、その場にいた人たちで話し合いました。ひとまず、鳴いているシェリーちゃんを飼い主さんの家の庭へ連れて行き、そこで母猫が戻ってくるのを待つことに。
さらに、シェリーちゃんを抱っこして母猫を探し回りましたが、母猫の姿は見つからずーー。そうしているうちに空模様は悪くなり、大雨が降り出しました。
「シェリーを家の中に入れることにしました。このとき、私はシェリーを我が家で迎え入れる覚悟を決めました」
当時、小学生だったお子さんの同級生のお父さんが動物病院の獣医だったため、飼い主さんは相談することに。すると、動物病院へ連れて行くよう助言を受けました。診察の結果、シェリーちゃんに病気はなく、生後1カ月ほどと判明。
保護当日は、ずっと鳴いていたシェリーちゃん。鳴き疲れては眠り、また鳴いては眠る。その繰り返しでした。飼い主さんはあたたかいブランケットを入れたダンボール箱にシェリーちゃんを入れると、ようやくすやすや。こうして、シェリーちゃんは、飼い主さん家族の一員になりました。
3歳になったシェリーちゃん 家族みんなを癒やす存在に
あの日、雨の前に保護されたシェリーちゃんは、現在3歳を迎えました。もともと猫が大好きだったという飼い主さんは、シェリーと出会えたことをとても嬉しく思っているといいます。
「子どもはもちろん、私たち大人もシェリーに癒やされています」
そんなシェリーちゃんの性格は、負けず嫌い。実家の猫にも果敢に立ち向かっていく、たくましい一面があるそうです。小さな体で懸命に鳴いていた子猫は、いまでは家族に愛され、家の中でのびのびと過ごす存在になりました。
「うちに来てくれてありがとう。ずっと一緒にいようね」
コメント欄には、シェリーちゃんの幸せを願う声があふれています。
「この出会いは運命ですね」
「猫ちゃん、幸せになってね」
「優しい方に助けられて本当に良かった」
「保護してくださりありがとうございます」
「小さな命を助けてくれてありがとうございます」
「子猫ちゃんの命繋がりましたね。ありがとうございます」
「なんてかわいらしい声。助けを呼んでいたのですね。幸せになるんだよ」