「子供生まれるまで仕事ある日は夫に毎日弁当作っていました」
1歳の双子を育てている真衣さんが、夫にお弁当を作るのをやめたきっかけは、ある“ひと言”でした。SNSで話題になった投稿の経緯を取材しました。
「弁当“ぐらい”自分で作るよ」と言われ、真衣さんは「弁当ぐらいって思ってたんだー」と考えたそうです。はじめは「せめて自分の食べるもの“ぐらい”自分で用意します、の意味かな」という考えが頭をよぎったそうですが、「普段の言動からそんな思いやりのあること言う??」と思い、改めて聞きました。
「この前『弁当ぐらいって言ってたけど、子供生まれる前からそう思ってたってこと?感謝とかなし?』と聞いたら『感謝の気持ち?そんなの全く無い』と言われました」
この言葉がきっかけで、弁当を作る気持ちはなくなってしまいました。
真衣さんは、「義実家行って、夫が弁当自分で作っているって話になった時、義家族は驚くだろうな。その時に一言言ってやりたいけど、一撃の一言が思いつかない!!」と今も悶々とすることも。
夫さんは一体どのような様子なのか…最近育休から職場復帰したという真衣さんにお話を聞いてみました。
そのまま弁当を作り続けてもらう予定
――お弁当を作り始めたきっかけは?
結婚したタイミングで作り始めました。それまでコンビニ弁当だったので、栄養的にも節約のためにも…と思いまして。
――双子妊娠中もお身体は大変だったかと。何か声かけや気遣いなどは?
ほんとにたまーに朝「弁当ありがと」と言うくらいでしたね。つわり中に喧嘩になった時に、「つわりでしんどくても朝早く起きて弁当作ってるけど?」と言ったら、「じゃあ無理して早起きしなくていいから!」と言われましたね。
――普段から料理をしたり、過去に自炊や家事全般の経験などは?
子供が生まれる前は、私より先に帰宅するとたまにご飯を作っていたこともありましたが、毎回ケチャップ味のオムライスかポークチャップでした。シンクは使ったもので溢れていて、その後の洗い物が大変なので「これなら自分でやった方が良いかも」と思いましたが、口に出したことはありません。
一人暮らしの時も外食やファストフードが多かったみたいです。たまに自炊はしていたようですが。家事は最低限しかやっておらず、物で溢れた一部屋がありました。
――作るだけで放置パターンだったのですね。育児への関わりは?
今現在はお風呂に入れることくらいですね。定時出勤定時退社なので全く多忙ではないと思いますが…。
――その後も旦那さんはご自身でお弁当作りを?
はい。意地なのかその後弁当については何も言ってきません。私が炊飯したご飯を詰めて、冷食を詰めて持って行ってますね。詳しい中身までは確認していません。
――「義実家が知ったら驚くだろうな」とも書かれていましたが、その後は?
まだ義実家には行っていないのですが、行ったとしても食事の準備から洗い物まで手伝いゆっくり座っている暇もないので、「息子より嫁に気を遣え!」と言いたいですね笑。
今は職場復帰し、フルタイムで双子の保育園送迎も行っています。車で送迎していますが、まだよちよち歩きなので抱っこで自宅から駐車場へ2往復、車から保育園へ2往復で帰りももちろん全て2往復…と双子なので当たり前ですが、ほんの少しの距離とはいえ全て2回になるので仕事に行く前に汗だくになります。想像以上に過酷です。
そんな毎日も夫は一度も経験していないので大変さは全く理解していないと思います。
夫へはそのまま毎日自分の弁当を作り続けてもらうつもりなので、「キッチン汚さずに弁当作り続けてください」という思いです。
◇ ◇
今回の投稿に、
「『自分の』弁当くらい、って意味かと思ったら、感謝の心を持てない悲しきモンスターだった。。」
「夫の弁当の存在を自分の人生から完全に消すのが1番だと思います。消去」
「どうやって育てたらこんな失礼な口のききかたできるんですかねえーと親御さんも煽ってみる笑」
「そのまま、感謝の気持ちなんて全くなくて弁当ぐらい自分で作れるって言われたので、私作るのやめたんですよ~ って言いましょう」
「『お義母さんも一度も感謝されずに作ってたんですね~可哀想』って煽ってみる」
「彼が自発的にお弁当作るって言ってくれて、上手なんですよ!私が作るよりずっと経済的で美味しそうなんですもの!もう、一生私がお弁当作ることはないですねー♪で」
など、夫さんへの批判や、義実家に対して皮肉を効かせた一撃トーク案が次々と寄せられています。
真衣さんによると、義実家は完全に「え?自分でお弁当作って仕事行ってるの?可哀想に…」というパターンの息子さんに激甘義母だそう。もし本当にお弁当の話になった場合には、夫さんに言われたことをそのままストレートに笑顔で伝えたいとも語っていました。
お話を聞いていると、真衣さんの夫さんや義実家への諦めや無念さが伝わってきました。夫さんが、1人でも大変なのに双子から目が離せないお子さんたちのお世話をする真衣さんを気にすることもなく、マイペースにお弁当を用意していることも容易に想像がつきます。真衣さんが背負うタスクの多さと重さ、旦那さんがもっと歩み寄って理解し、一緒に担ってくれることを願ってやみません。
もしも、当たり前のように作ってもらっている人は、相手の労力と思いを振り返ってみてはいかがでしょうか。