「近所のセカストに入ったらとんでもないものに遭遇しました」。リサイクルショップで見つけた100円の袋を開けてみると、中からウルトラマンの怪獣や西城秀樹さんをモチーフにした珍品など、1970〜80年代のキャラクター消しゴムが79個も出てきました。
そんなお宝発掘の一部始終を、玩具をコレクションしている佃裕之さん(@cali4nia_express)がThreadsに投稿したところ、「かなりのお宝」「ぐぇぇ最高」といった声が寄せられ、注目を集めています。
佃さんが袋を見つけたのは、リサイクルショップのおもちゃコーナーでした。最下段の棚の奥の方にあったといいます。外から見てもキャラクターの消しゴムだと分かり、値札は100円。あまりの安さに、付け間違いではないかと思ったそうです。念のため同じ袋がほかにないか探したものの、見つかったのはその1つだけでした。
帰宅後に袋を開けると、色とりどりの消しゴムフィギュアが次々と出てきました。中身の多くは、ウルトラマンシリーズに登場する怪獣をかたどった消しゴム。子どもの頃にガチャガチャで集めていたという佃さんにとって、思い出の品ばかりだったといいます。当時テレビで見ていた作品のキャラクターや、集めていたウルトラマンタロウの消しゴムも含まれていました。
「手放したのは同世代の方かな、と思いました」
79個の中でも、佃さんが特に目を引かれたのが、ポーズを決めた人物をかたどったピンク色の一体でした。歌手の西城秀樹さんをモチーフにした消しゴムで、代表曲にちなんで投稿では「ヤングマン」と紹介しています。
こうした当時のスターをモデルにしたキャラクター商品は、子どもたちに実際に遊ばれることが多かったため、きれいな状態で残っているものは少ないそうです。特に消しゴムは遊んでいるうちに欠けてしまいやすく、状態の良い個体は珍しいのだとか。
「これは非常に状態がいいので、個人的には100円と言わず300円でも購入したかもしれません」
もう1つ、思い入れのある品として挙げたのが、スーパーカー消しゴムの「ランチャストラトスターボ」です。机の上で弾いて競う遊びが、当時全国的に流行していたといいます。
「子どもの頃にBOXYのボールペンを使って、友達と机の上で落とし合いをして遊んでいました」
佃さんは普段からリサイクルショップでレトロなおもちゃを探しており、長く通う中で店や同じ趣味を持つ人たちとのつながりが広がってきたといいます。そうした縁から、車のおもちゃの箱絵の原画保存にも関わるようになりました。作者の遺族から預かった原画を後世に残すため、作品集やグッズを制作する活動も続けています。
今回の投稿には、「鑑定団に出したらどうか」「専門店で査定してもらっては」といった声も寄せられました。しかし、佃さんにとってコレクションの価値は値段だけではありません。
「価値は人それぞれなので、購入して自己満足でいいと思います。もし手放すことがあっても、その時は本当に欲しい人の手元に行ってほしいです」