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女子高校生が始めた「文通」→23年間も続いて、今は……? 「すてきな関係」「幼馴染みに提案しようかな」

サブタイトル

太田 真弓 太田 真弓

「23年文通をしていた高校の同級生と今は交換日記をしている」

makironさん(以下マキロンさん @makiron_reco)が、Threadsで「40代の交換日記」について紹介し、注目を集めています。

マキロンさんによると、「手紙は手紙の良さがあるけど、日記はさらに日々の出来事を書けたりリアルタイム感があってめちゃくちゃいい」とのこと。

手紙だと返事までに2~3ヶ月かかって間が空いてしまうところ、ノートだと読み返して前回どんなことを話したかも見返せるから、そんなところもおすすめなのだとか。

「交換日記の決まりゴト」は、2つだけ。

・書き終わっていても終わっていなくても大体25日にはお互い送り合うこと
・会える時にはノートを持参すること!

余白ページにシールを貼ったり、ノートを2人で育てているのもすごく楽しく、推しの話やラジオの話、それぞれの趣味の話などを尽きることなく綴っているそう。

生活のさまざまなコト・モノをノートや手帳に書いたり、集めたり、残すことをライフワークとしているマキロンさんに、詳しくお話を聞きました。

手紙の時と変わらず、すごくワクワク

――文通から交換日記へ、何かきっかけが?

現在、交換日記をしている友人は高校の同期生です。卒業後はお互い進路が違うこともあり、バラバラになったことがきっかけで近況報告を兼ねて自然と文通が始まりました。

ですが、結婚、出産を経てなかなか手紙を毎月出すのが難しくなり年に2~3回に減ってきて。私からちょうど1年前に「話したいことは山積みだけど、どこまで話したか忘れてしまって話が止まるのでノートに書かない?」と提案しました。「すごくいいね!」と友人も同意してくれたこともあってスタートした感じです。

ちなみに1冊ではなくて、2冊で回しています。お互い1冊ずつノートを用意して、どちらかのノートが必ず手元にあるようにやっています。

――お相手さんも書くことがお好きで?

唯一、同じ趣味で、書くことも推しも同じだったこともあり、すごく気が合う友人です。

――お近くにお住まいなのでしょうか?

地元(福島)に住んでいて、私は今、千葉に住んでいるので近くはありません。帰省したタイミングなどで会うかな~という感じです。

日にちを決めてやり取りしているので、それが送る目安になりますし、それまでに書くことを整理できたり、お互いノートを持っているので話が途切れることがなくて。LINEで連絡することが極端に減りました笑。

――シールも貼ったりと楽しそうです。

どこか出かけた時に購入したものや話の中で出てきたこと、最近ハマっているアニメなどを貼っています。それもその時にしか出ないものなので、貼らなくてもいいし、貼ってもいい感じです。

――日記が届いた時(交換した時)はいつもどんなお気持ちですか?

「何が書いてあるかな~?」「前回の内容の返信はどう感じたかな~」など、手紙の時と変わらず、すごくワクワクして開けています。

――「交換日記」について、これからの展開などは?

「とりあえず1年続けよう!」と思って始めたのですが、2026年1月で1年になるので、次は3年と増やしていきたいですね。どうなるかはわかりませんが、書けるまで続けたいなって思っています。

◇   ◇

今回の投稿に、「私も文通していて、文通歴40…うん年ですが、文通にも良さがあるけど、交換日記にも交換日記の良さがある~」「地元の幼馴染みに提案してみようかな」「すてきな関係ですね...!きゅんきゅんしました」「また誰かと交換日記したいなぁ」と、そのスタイルを懐かしむ声が。

今や手元のスマホ1つで誰とでも簡単に連絡を取り合うことができますが、「交換日記」というアナログな手法で、手書きだからこそ伝わる温度や質感がまた良いですよね。ご友人と23年以上交流を続けていらっしゃるのも素敵です。

マキロンさんは、WEB上で『手帳倶楽部コミュニティ』を主宰。「今日のノートは未来の宝物」をキーワードに、書くことや残すことを楽しみながら“自分にしかできないノート作り”をサポートする活動を行っています。

「昔は『そんなことして何か意味ある?』とバカにされたこともあります。家族にも『またやってる~』とあきれられたこともありますが、『これが私の精神安定剤、これが私のやりたいことだ』と続けてきました。なので、“ノート=恥ずかしいもの”でしたが、自分の子供たちに『ママすごいね!』と言ってもらった時は、本当に全てが報われた気がしました。

やっている時は何にもならないかもしれないですが、時を経て見返すことに価値があると感じてからは、何の迷いもなく純粋にノートを作れるようになりました」とマキロンさん。

「『マキロンと言ったらノート!こういうのが好きだったよね』と思われながら生涯を終えたいです。そして、作ってきたノートをたまに見返して私のことを思い出してほしいなとも。これは生きてきた証を残すことと同じものだとも思っています。そんな想いをみなさんにも味わって欲しくて手帳倶楽部を主宰しています」と語ってくれました。

マキロンさんが発信し続けている「好きノート」についてや、紙物の集め方・整理方法など興味のある方はぜひInstagramでチェックを。

【マキロンさん関連情報】
■Threads https://www.threads.com/@makiron_reco
■Instagram https://www.instagram.com/makiron_reco/
■2026年「私の好きノート倶楽部」会員募集 https://www.makiron.net/service/myfavorite/

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