車の後部座席には、子どものお菓子の袋やティッシュなどの小さなゴミが散らかりがち。こまめに片付けても、いつの間にか増えてしまう――そんな悩みを抱える家庭も多いのではないでしょうか。
その解決策として注目を集めているのが、ペットボトルを再利用した手作りゴミ箱。YouTubeに投稿されたアイデア動画が、子育て世代を中心に「素敵な発想ですね!」と話題になっています。
投稿したのは、育児ライフハックを発信するInstagram・YouTubeチャンネル「みやママ ズボラを救う子育て術」(@みやママ-v2c)のみやママさん(@miya.ikuji)。
今回紹介しているペットボトルで作るゴミ箱は、もとはSNSで見つけたアイデアなんだそう。
「偶然“ペットボトルを使った簡易ゴミ箱”の投稿をSNSで見て、実際に試してみたんです。とても簡単で便利だったので、これはフォロワーさんにも共有したいと思って動画を撮りました」
作り方はとてもシンプル。ペットボトルの側面を、キャップを含む一面だけ残してカットするだけです。キャップ部分も残しておくことで、車の前座席の背面ポケットに掛けられ、車内で転がらないという利点があります。
実際に車内で使用してみると、その効果はすぐに実感できたといいます。 「子どもが出す小さなゴミをすぐ捨てられるようになったので、車が散らかりにくくなりました。汚れてもすぐ捨てられるところが助かりますね」
これまではドリンクホルダーやドアポケットにティッシュやお菓子の袋がたまりがちだったそうですが、このペットボトルゴミ箱を導入したことでスッキリ。運転中でも片手でサッと捨てられる手軽さがうれしいポイントだと話します。
さらに、みやママさんはこのペットボトルゴミ箱をキッチンカウンターの扉にも取り付けて活用しているのだとか。
「調理中に出るちょっとした生ゴミを捨てるときに便利なんです。大きなゴミ箱まで行かずに、手元でサッと捨てられるので忙しいご飯作りの時に重宝しています」
ペットボトルを数本まとめて作り置きしておくと、使い終わったらそのまま捨てられるため衛生的。シンク脇や調理台の端に置いておけば、野菜の皮や使い終わったラップなどもスムーズに処理できるとのこと。
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みやママさんは日々いろいろなライフハックを模索中だそうで、その中でも特に最近ハマっているというアイデアを教えてくれました。
「“アイスを小分けにしておく”工夫です。大人がアイスを食べようとすると子どもが『食べたーい!』と言ってくることが多いので、100均で買える蓋付きの小分けカップにあらかじめ1/4量ずつ分けておくんです」
アンパンマンなど子どもが好きなシールを貼ってあげると、特別感が出て喜ばれるそう。“ちょっとした工夫”で大人も子どももハッピーになれるアイデアを紹介したこちらの投稿には、「食べきりサイズにできるのいいね」「目からウロコですね!」といったコメントが多数寄せられました。