名古屋発の激辛台湾ラーメン味仙!沼にハマる理由は創業者の家族にあり
(BUBBLE-B)台湾ラーメンは台湾ミンチを使ったいわゆる激辛ラーメンですね。これがなんで台湾かって言うと、創業者が台湾から来た5人兄妹で、本店の長男(今池本店)、そのあと次男(八事店)、長女(矢場味仙)、次女(藤が丘店)、三男(日進竹の山店)、それぞれ法人が別なんです。
(森田)名古屋の人に聞くと今池が好きとか矢場が好きとかあるんですよね。
(BUBBLE-B)派閥がありますね。
(森田)兄妹は揉めてるんですか?
(BUBBLE-B)仲いいらしいですよ。揉めてない。
(東)こんなんローカルチェーン好きからしたらたまらないでしょ。
(BUBBLE-B)もう沼になるんでやめて!どんだけ食べたらいいのってなりますね(笑)。
古き良き京都王将の雰囲気漂う鹿児島王将。あの大企業の社長が厨房に!
(BUBBLE-B)京都の四条大宮にあるのが 1号店の餃子の王将です。
(森田)京都王将と言われる店ですね。
(BUBBLE-B)そして大昔に暖簾分けして、今ではもう全然関係ない大阪王将と、皆さんその2つが王将だと思ってますけど、3つ目があるんです。
(森田)第3の王将が。なんかちょっとドラマチック(笑)。
(BUBBLE-B)第3の王将は鹿児島王将。あの古き良き京都王将の空気が残ってます。メニューはいわゆる町中華で、餃子300円が小学生の頃に食べた餃子の味なんです。
(森田)あの当時180円やった、5秒で出てきた頃のね。
(BUBBLE-B)関西人が食べると懐かしいって思う味やと思いますよ。
(東)今じゃ食えないてことですか?
(BUBBLE-B)今の餃子の王将はちゃんとアップデートされてて美味しいですが、ここはちょっとレトロな味がします。
(森田)全然アップデートされてない。
(BUBBLE-B)それがいいんです(笑)。さらに、京都の大企業といえば京セラ。その稲盛会長が、鹿児島に王将を作りたいという話があって、餃子の王将社長と意気投合して作ったのがここなんです。
(森田)そうなんや!
(BUBBLE-B)中町店に行くと、「寄贈京都セラミック」と書かれた鏡がまだ飾ってありますから。 しかも稲盛さんが当時、厨房に立たれて手伝ったこともあるらしい。
(東)そんな逸話も…。
(BUBBLE-B)美味しいって言うしかないやん(笑)。
次々と語られる奥深きローカルチェーン店…。その他、徳川家慶も飲んだかもしれないコーヒーを提供する茨城県のサザコーヒーや、カレーの都大阪を代表するサンマルコなど、話はつきません。
これを機に、ローカルチェーン店のグルーヴ感を感じに行ってみてはいかがでしょうか?