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【フリード】新型と先代はどこが違う? 燃費や価格、内装…新旧をクルマ評論家が徹底比較!

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

コンセプト&外装デザイン比較

▽扱いやすく飽きの来ないツールを追求した2代目フリード

2016年から2024年まで販売された2代目フリードのキャッチフレーズは「7days Wonderful Mobility」。「いつでも」「どこでも」「だれでも」ちょうどいい――をコンセプトに、ウィークデーから週末まで、1週間を通して“すべての人にちょうどいい”を追求した、新世代のコンパクトミニバンだ。

外観デザインのテーマは「Dynamism and Functionality(躍動感と機能性)」。動きのあるフォルムと実用性を融合させ、ドライバーズカーとしての魅力を高めている。特にリアクォーターパネルでは、スライドドアのレールカバーの分割線が目立たないよう処理されており、ボディ全体の塊感や一体感が強調されている。

2019年にはマイナーチェンジを実施。アウトドア志向のクロスオーバースタイル「クロスター」を新たに追加した。クロスター専用のフロントグリル、前後バンパー、LEDフォグライト、ルーフレール、アルミホイールに加え、専用色のドアアウターハンドルやドアミラーを採用。アウトドアシーンにも映える個性的なスタイルに仕上げている。

一方、ノーマルグレードのデザインもリファイン。フロントフード、グリル、バンパー、ロアグリルの形状を変更し、精悍かつ落ち着きのあるシンプルなスタイルへと進化した。アルミホイールのブラック塗装部分をダークグレーに変更するなど、細部まで洗練されたデザインを追求している。

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▽シンプルな美しさをアピールする3代目フリード(GT系)

2024年、フリードはフルモデルチェンジを実施し、3代目となるGT系フリードへと進化した。

開発コンセプトは「“Smile” Just Right Mover ~こころによゆう 笑顔の毎日~」。歴代モデルが築き上げてきた「ちょうどいい」という価値をさらに進化させるだけでなく、家族の日常に笑顔をもたらすクルマを目指して開発された。

そのために掲げられた3つのコアバリューが、「よゆうのフォルムと扱いやすいサイズ」「よゆうで便利な使い勝手とパッケージ」「よゆうを感じる乗り心地と素直な性能」。これらによって、心に“よゆう”を生み出す存在であることを目指している。

3代目フリードでは、内外装の異なる「エアー」と「クロスター」という2つのモデル体系を設定。若い女性からアクティブなシニア層まで、幅広いユーザーに支持されてきた歴代フリードの資産を生かしつつ、ライフステージやライフスタイルが異なるあらゆる層にフィットするデザインを追求した。

デザイン開発では、過度なラインや加飾に頼ることなく、フリード最大の魅力である“パッケージの良さ”にフォーカス。誰もが自由な気持ちで扱える「懐の深さ」を感じさせるデザインを目指している。

エアーは、シンプルでノイズの少ないクリーンなサーフェスを基調とし、上質で洗練された印象に仕上げた。ボディサイドには張りのある面構成を採用し、前後を貫く“芯”のある造形で、構造体としての力強さを表現している。どんな人にも似合い、どんなシーンにもなじむモダンなデザインが特徴だ。

一方クロスターは、エアーがもつシンプルさと信頼感をベースに、アウトドア感あふれる力強さをプラス。遊びの自由度を高めるツールとして、「知らない場所へ行ってみたい」「新しいことにチャレンジしたい」といったユーザーの好奇心を後押しするような、冒険心を刺激するデザインとなっている。

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