愛犬を3Dで蘇らせようとしたのに、トゲトゲの怪物が誕生してしまったというXの投稿が話題だ。
漫画やイラストなども製作するアラキレイヤー(@Reysyu02)さんは、3D制作ソフト「Blender」を使い、「今は亡き愛犬を蘇らせようとした」とのこと。しかし完成したのは、なでたらけがをしそうな、全身がウニのようにトゲトゲのダックスフンド。
パソコンのスペックの問題だそうだが、衝撃的な愛犬の画像と、悲しすぎる結果を知らせるXの投稿には、9.4万いいねの反響が集まった。アラキレイヤーさんに話を聞いた。
――愛犬を蘇らせようとしたのに…やはりショックでしたか?
アラキレイヤー:悲しさや驚きよりも、上手くいかないモヤモヤの方がずっと上でしたね…。3D制作ソフトは多機能な分、覚えることや慣れるべきところが多く、今もずっと苦戦しています。
――完成まで、かなり大変だったのでは?
アラキレイヤー:使用した3D制作ソフトの「Blender」は、使いこなすための書籍や解説動画を公開されているので、使えそうなテクニックやイメージに近いものをひたすら探して勉強しました。
――挫折しそうになった瞬間は?
アラキレイヤー:毛の長さや太さ、クセを調整する方法が分からず大変でした。参考にしてる動画のソフトのバージョンが違うなど、見ながら作業しても同じ結果にならない事も多かったんです。基本的な形状を作るよりも、ずっと毛を生やす作業に時間を費やしてました…。
――完成した時のお気持ちはいかがでしたか?
アラキレイヤー:ようやく形になった!達成感です。まだまだ愛犬にもそっくり…という訳ではないのですが、自分でもこんなCG作品が作れるんだなと感動しました。
――完成した愛犬さんの今後の展開は?
アラキレイヤー:まだまだ技術不足。勉強を続けて数年後にまた挑戦してみたいです。今度作る時はモーションもつけて映像作品にしてみたいです!
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SNSでは「近づく者全てを傷つける悲しき怪物」「撫でたら手がズタズタになりそう」「ステゴサウルスかな?」「ウニに似たダックス、ウニチュアダックスだ」「デスダックス」など多くの反響が寄せられた。フサフサになった愛犬が駆け回る様子が見られるまでもうすぐ。今後の進化に目が離せない。
【アラキレイヤー X】
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