1971年から各地で運航し、印象的な船体のマークと共に多くの人に愛されているフェリー「さんふらわあ」。今、SNS上ではそんなさんふらわあが好きすぎてミニチュア模型を作ってしまった4歳児が大きな注目を集めている。
「『たんじょうびにトミカはいるさんふらわあほしい!』
と息子が言うので探してみたけれど似たものは絶版。
なので、トミカフェリーを購入して、バラして塗装して太陽マークをつけて、4歳なので『さんふらわあ4』としてようやく完成!
…させたのは夫と息子で、おかーさんは何もしてないです笑」
とその模様を紹介したのは鉄道アーティストの小倉沙耶さん(@kokurasaya)。
完成した「さんふらわあ4」を抱え満面の笑みを浮かべる少年…芸能界きっての鉄道ファンとして知られる小倉さんのお子さんが船で話題を集めるともなんともユニークだ。
今回の投稿について小倉さんにお話を聞いた。
ーーどんなお子さんですか?
小倉:8月29日で4歳になりました。なぜなに期真っ只中で、乗り物の構造の細部をじっくり見るのが好きなようです。両親ともに気動車好きのため、ディーゼルカーが好きですが、船やバスなどエンジンのついている乗り物全般が大好きです。
ーーさんふらわあを欲しがったのはなぜ?
小倉:夫が思い入れのある気動車「ゆふいんの森一世号」に会うため、毎月さんふらわあで大分へ行っているのですが、息子も隔月くらいのペースで付いていっています。船内イベントやファミリールーム、レストランのバイキングなど、息子にとっては夢のような時間のようで、一番思い入れのあるフェリーとなっています。
ーー完成したさんふらわあ、完成度が高いです!
小倉:夫メインかと思いきや、息子自身がしっかり集中してつくったそうで、母の目から見ても本当に素晴らしい出来だと思います。
ーー投稿に大きな反響がありました。
小倉:素晴らしいというご意見がほとんどで、うれしく思っています。中には同じトミカフェリーで佐渡汽船を作られた方もいらして、フェリー愛を感じました。
◇ ◇
投稿に対しSNSユーザー達からは
「塗装が完璧すぎて既製品以上のクオリティーですよ 」
「さんふらわあ4 すご〜い 羨ましい 息子さん、なかなかのセンス トミカ丸では妥協出来なかったのかしら 私も真似して、さんふらわあを作ってみたいくなりました 」
「プラレール載せて青函連絡船だ!とかやらない世代かな?」
「おかーさんは笑顔を誘導したがな 」
など数々の驚きの声が。既製品を買ってもらう以上にプレミアムなプレゼントをゲットした小倉さんのお子さん。大人になってもきっとこの日のことは忘れないだろう。
なお今回の話題を提供してくれた小倉さんは日頃からお子さんとの楽しい日常をXで紹介している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
小倉沙耶(こくら・さや)さんプロフィール
1980年3月30日生まれ 愛知県豊橋市出身 兵庫県伊丹市在住 幼少より、母の実家である長崎に帰省するため親子で寝台特急「さくら」に何度も乗車、鉄道の持つ旅情に惚れこみ、鉄道ファンとなる。2002年より「鉄道アーティスト」として活動開始。テレビ・ラジオ出演や執筆活動のほか、鉄道イベントの司会や企画、講演なども行なっている。モットーは「鉄道に関わる全ての方が、笑顔でいられるためのお手伝い」。現在、毎週金曜20時からメディアスエフエムで「小倉沙耶の鉄道物語」放送中。
Xアカウント:https://x.com/kokurasaya
公式ホームページ:https://kokurasaya.amebaownd.com/
【小倉沙耶さん出演イベント】
・10月2日14時~、鉄道トーク×鉄道落語×鉄道音楽イベント「しん吉・さやの鉄まみれin聰音」@堺筋本町ミュージックスポット聰音(大阪市中央区)
・10月19日、「鉄道物語in稲沢vol.8」@名古屋文理大学文化フォーラム大ホール(愛知県稲沢市)(リンク)