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高齢の親を持つ40代~50代「親の運転に不安を感じている」7割に…免許返納への大きな壁とは!?

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社会問題となっているシニアドライバーによる交通事故。高齢両親の運転について不安を抱く人もいるでしょう。

株式会社トータスの運営する軽自動車専門店tortoiseの調査から、親の運転について不安を感じる人の割合は「非常に不安を感じる」「不安を感じる」で7割超でした。

70代以上の親を持つ40代~50代の男女を対象に2025年10月に調査しました。

「親の自動車の運転についてどの程度不安か」の問いに、「非常に不安に感じる」(18.9%)、「やや不安に感じる」(53.5%)で、70%超が不安を感じていることがわかります。「あまり不安を感じない」は23.1%、「全く不安を感じない」は4.5%でした。

現在の親の運転や免許の所持状況を尋ねたところ、「日常的に運転」(35.7%)が最多。「時々運転している」が14.5%、「運転はしていないが、免許は所持している」が6.5%でした。「すでに免許を返納した」は27.2%で、70代の親の3割ほどが免許を返納しているようです。

「日常的に」または「時々」運転していると回答した人に、「免許返納について話したことがあるか」と質問したところ、「ない」は58.6%、「ある」は回答した41.4%でした。

免許返納について話したことが「ない」と回答した人に「話し合う上での障壁」を聞いたところ、「免許返納後の生活のイメージが湧かないこと」(31.8%)が最多。「親のプライドや自尊心」(20.5%)、「話し合いを切り出すことへの躊躇」(13.3%)と続きました。

70代以上の親が自動車を「日常的」または「時々」運転していると答えた人に、親の自動車免許返納に向け現在行っていることを聞いたところ、「親との話し合い・説得」(13.8%)が最多。「運転状況の確認と判断材料の提供」(10.5%)、「情報収集と検討」(9.0%)と続きました。

70代以上の親が自動車を「日常的」または「時々」運転していると答えた人に、親が自動車免許を返納した後の生活の不安を聞いたところ、「移動手段の確保」(46.6%)が最多。「親の活動意欲の低下」(18.6%)、「親の生活の質の低下」(16.2%)と続きました。

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