tl_bnr_land

囲碁で出会って20年…新婚さんはプロ棋士カップル 結婚1週間後に初対決 「小学生時代に敗れた妻の恨み」は夫の優勝スピーチで晴れたのか?

まいどなニュース まいどなニュース

お笑い芸人・藤井隆さん、タレント・井上咲楽さんが司会を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい!」(毎週日曜、昼12時55分)。7月13日の放送には、プロの囲碁棋士カップルが登場します。

妻の藤沢里菜さん(26)は、現・女流本因坊です。小学5年生のとき、わずか11歳6カ月でプロに合格し、当時の最年少記録を樹立しました。これまでに獲得したタイトル数は、70人以上いる女流棋士の中で歴代2位となる26個にのぼります。祖父と父もプロ棋士という一家に育ったそうです。一方、夫の横塚力さん(30)は、妻と同じ七段の実力者です。

番組では、囲碁の拠点である日本棋院東京本院を訪問。そこでは棋士仲間とともに練習中の2人の姿がありました。囲碁界では男女混合戦が主流で、女子の大会は存在しますが、男子のみの大会はないといいます。つまり、2人は夫婦であると同時にライバルでもあるのです。

2人について棋士仲間に尋ねたところ、「相当なビッグカップル」との声が寄せられました。現在、囲碁界には26組の棋士夫婦がいるそうですが、夫婦そろって優勝タイトルを獲得しているケースは相当な偉業だといいます。しかもプロ入りが早い棋士の活躍が目立つなか、夫は大学時代の20歳でプロ入り。3年目にはリーグ入りし三段から七段に飛び級した、遅咲きの有望株なのだそうです。さらに棋士仲間が自宅を訪ねた際には、マンション1階のモニターに映るエレベーター内で、2人がいちゃつく姿が目撃されたことも…。

番組中、MCの井上咲楽さんが「囲碁で食っていけているということは、相当稼いでいるのでは?世帯年収やばそう」という下世話な疑問を投げかける場面もありました。妻は2024年の賞金ランキングで4位にランクインしており、番組が調べたところ、その額はなんと3518万円だったそうです。

2人の出会いは…もちろん囲碁

2人の出会いは、もちろん囲碁でした。初対面は20年前。夫が小学5年生、妻が小学1年生のときだったといいます。しかしその翌年、妻にとって屈辱的な出来事が…。囲碁大会の1回戦で2人が対戦し、妻が敗北。夫はそのまま優勝を果たしましたが、そのスピーチで「1回戦は普通に勝って、2~3回戦は苦戦した」と話したことが、今でも妻が恨みに思うほどの“失言”だったそうです。

その後、2人はプロ棋士として再会。研究会などでしばしば会うようになり、試合で韓国に一緒に行く機会がありました。その食事中、「笑うタイミングが同じ」と気づいた夫は、妻への好意を自覚したといいます。当初、妻は夫のことを「話しやすいお友達」としか思っていませんでしたが、夫からは毎日LINEでメッセージが届くようになり、2人きりで食事に出かけたことをきっかけに交際が始まりました。

交際は周囲に秘密にしていたそうですが、ある日、一人暮らしの妻宅に夫が泊まりに来ていた際にハプニングが起こります。夫が妻のかわいらしいパジャマ「ジェラートピケ」をぴちぴちの状態で着て炒飯をつくっていたところ、突然チャイムがピンポン! モニターを見ると、そこに映っていたのは、夫も幼少期から顔見知りだった妻の母…。合鍵を持っていたため逃げも隠れもできなかったといいます。対面した妻の母が最初に発した言葉は「友達ですか?」だったといい、2人は「『なわけないじゃん』って言いたかった」と振り返っていました。

そんなピンチも誠実に乗り越え、2人は7年の交際を経て、2024年11月に結婚しました。その1週間後、2人がプロになって初対決の機会が広島で訪れました。30歳以下の若手棋士、90名が予選に参加した「広島アルミ杯・若鯉戦」…勝ち上がっていった2人は、準決勝でついに対決することに。前夜は別々の部屋に泊まり、連絡を取ることもないまま迎えた翌朝の対局。結果は夫の勝利となりました。夫婦対決の写真を見ると、2人の表情には明らかな差があったといいます。

夫はそのまま優勝し、優勝スピーチでは驚きの発表もありました。妻が「20年前とは違って謙虚なスピーチだった」と語ると、夫は「『準決勝では普通に勝って…』って言えば良かった」と冗談を交え、スタジオは大きな笑いに包まれました。番組のラストでは、妻の父で囲碁棋士の藤澤一就八段がリモートでメッセージを寄せます。2人が「心に響いた」と語る、その内容とは!?

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース